
ガンプラの塗装は出来ない!でもかっこよく仕上げたい!
そんなお悩みを持っているガンプラファンも多いかと。
でも、ガンプラって、つや消しとかだけでも、結構かっこよく仕上がるんですよね!
▲これはつや消し、スミ入れ、ウェザリンングのみで仕上げたHGUCガンキャノン(リバイブ版)です。
ただねぇ、つや消しだけで仕上げるにしても、個人的にはやっぱりこのゲート跡がどうしても気になる。
▲これはHGUCグフ(リバイブ版)の足首です。




































まぁでもね、このゲート跡をヤスリがけなんぞで消すと、ヤスリがけした跡が目立つワケです。










































こんな具合にパーツ全部をヤスリがけしろや、という事ですw
▲パーツ全体をヤスリがけすれば、ゲート跡も見えない道理というワケで。





















アンタ、前に
「400番のヤスリがけだと、ヤスリ跡が結構残るから、400→600→800、とヤスリがけするんだい!」
とか言って時間かけてヤスリがけして、家事をサボってたよな?
まぁ家事をサボっていたワケではないのですがね(^^;)
ともかく、嫁さんが言うように
「400番のみ」
のヤスリがけですと、たとえつや消し吹いたとしても、パッと見た感じ、パーツにヤスリ跡が残って見えてしまうと思うんです。
なので、
400→600→800
という順序でヤスリがけは必要かなと思ってた・・・のですが!実は「400番のみ」のヤスリがけでも、つや消しをするならヤスリ跡は消えるよ~、ってな事をツイートで見たりしました。
表面処理とトップコートのお話その2
写真はどちらも400番のペーパーで仕上げてサフ→塗装としたもの。
右側がトップコートを吹いた状態。
左側はキズやデカールの段差が目立ちますが、右側は大分綺麗に見えてると思います。
裏返すとつや消し仕上げなら400番で終わってOKってことですねw pic.twitter.com/BaBW7fCbOD— マーチン (@marchinmarchin) September 21, 2017
個人的に速く、ガンプラ作る方法。
ニッパーは高いやつ、目立たないところは1度切。
ポリキャップ・謎パーツ以外は一気に切り出し。ランナー半分になっても切り出し。
腕、足は同時進行。
つなぎめを、ディテールだと錯覚する。
傷はつや消しで消える!400番だ!
完成をイメージしろ!— オタケン (@otaken111) November 26, 2014
1/144 HGUCジム・クゥエル完成!400番ヤスリスティック→サフレス一層→EXつや消し2回で完全にヤスリ跡消えます。これでいいのだ! #ガンプラ pic.twitter.com/HYvB7vTo5K
— たかむぅ=りょぅ@ガンプラ垢 (@ta_ka_mu_gunpla) April 11, 2016
いやいや、まてよ。これらは
塗装→つや消し
というように、2層の塗膜があるから400番のヤスリ跡が目立たなくなるのはなかろうか・・・。
そうではなく、400番のヤスリ跡が、つや消し(1層)のみで消せるのならば、塗装出来ないガンプラも、ゲート跡の目立たないかっこいいガンプラになるのではなかろうか!
ヤスリがけも400番の1回だけで済む!
作業手順としては
ゲート処理のところが目立たないようにパーツ全体を400番ヤスリでヤスリがけ
↓
つや消し
ってやればイイんですからね♪
という事で、今回は
400番のヤスリがけ→つや消し仕上げ
を試してみます。





















皆さまなんだかすみませんねぇ・・・。
ウチの旦那、いっつも同じような事やってますが、お付き合いしていただけると幸いです。





使用する5つの道具
今回の作業に使用したのは下記の4点です。
- ゴッドハンド:神ヤス スポンジ布ヤスリ 400番 10mm厚 3mm厚
- Mr.スーパースムースクリアー
- 塗装の持ち手
- ワンニャンつめみがきコア




































手順は2つだけ
今回犠牲となるキットはHGUCグフ。リバイブ版ですね。
そんで、グフのパーツ全部にヤスリがけするのはちょいと大変なので、とりあえず足首だけw




































これってガンプラ製作においては当然の危機管理ですよ。
本当ならジャンクパーツでやりたいところですけども、ブログ記事で書くにあたりジャンクパーツでは見栄えが悪いので、泣く泣く無理してグフの足首にしたくらいです。おかげで、このグフは、完成という日の目を見る事なく・・・。





















ってか、放置してたやん。このグフ、素組みしたままめっちゃ長期間放置してたやん。缶蹴りの鬼に、缶見張らせてからの長期間放置プレーくらいの放置やん。



















































缶蹴り世代の件はともかくとして、HGUCグフにはつや消し実験の犠牲になってもらいます(笑)
そんで、今回の手順は以下のとおりです。





















アンタの記事は、いつもダラダラと長くなるからのぉ。















今回は、手順が2つだけで簡単なんで、気軽に出来そうです♪
とは思ったものの、多少の失敗もありまして、やり直したりしてるので、結局作業量は多くなるんですが、事の顛末はまぁ読み進めていただければと・・・。
ガンプラつや消し仕上げ
手順1)ヤスリがけ
はい、ゲート処理を含めたヤスリがけをします。
ゲート跡とかは「神ヤス スポンジ布ヤスリ」の神ヤス400番の10mm厚でヤスリがけしていきます。
あとのパーツ全体は「神ヤス スポンジ布ヤスリ」の400番の3mm厚でヤスリがけしていきます。
はい、ヤスリがけしてみました。まぁゲート跡はどうにか消えたかなぁ、という状態。
何もしてない状態と比べてみます。
まぁこんなもんかね(笑)
▲やっぱり、ヤスリあとは結構激しいw
※神ヤスについては、レビュー記事をどぞ。
ガンプラつや消し仕上げ
手順2)つや消し仕上げ
もう最後の手順です(笑)
「Mr.スーパースムースクリアー」でつや消し仕上げます。
やっぱりね、400番でヤスリがけしただけですと、パーツがガッサガサな表面でさすがにみっともないですからね。
昨年2019年、この「Mr.スーパースムースクリアー」との出会いには感謝です(^^)
もうね、めっちゃ綺麗に仕上がるからね。独自のしっとり感。
▲これはド・ダイ改を「Mr.スーパースムースクリアー」で仕上げました。
Mr.スーパースムースクリアーのレビューは過去記事をどぞ。
スプレー缶の吹き付けについて
ここでちょいとスプレー缶について触れます。
「Mr.スーパースムースクリアー」はスプレー缶です。
スプレー缶の吹き付けってのは、お手軽なんですけども、実は結構難しいんですよね。
初心者がよくやってしまう失敗としては、スプレー缶を動かして吹かず、パーツに対して一点集中砲火してしまう事。
※詳しくは過去記事をご覧ください。
もしくは、スプレー缶をよく振らずに吹き付けるので、綺麗な霧状なスプレー状態で吹き付けられず、汚い塗膜になってしまう。
※こちらも詳しくは過去記事をご覧ください。
ともかく、スプレー缶はよく振ってから吹き付けしましょう。
という事で、HGUCグフにもスプレー缶でつや消しを吹き付けていきます。
せっかくなんで、パーツをバラして吹き付けます~。
つや消し作業終了
400番でヤスリがけしたパーツ、「Mr.スーパースムースクリアー」を吹き付けたました。
一応、それっぽくつや消しされてますねぇ。
でも、よ~く見ると多少はヤスリ跡が見えます。
それと、ヤスリがけが雑だったのか、少々汚い仕上がりに・・・。
ふ~む、まぁこれでもイイといえばイイのですが、もうちょい綺麗に、しかも簡単に仕上がる方法はないものか・・・。




































う~む、なんか、このままだとモヤモヤしますので、もうひとつ違う方法を試してみますよ。
第2の方法をやってみる
▲こちら、もう片方の、何もしててないHGUCグフの足首w
400番のヤスリがけだけですと、つや消しスプレーを施してもヤスリ跡は少々目立つ結果となりました。
このままだと、どうにもスッキリしないので、もうひとつ別の方法を試す事にします。
という方法でやってみます。





















結局、手順増えてるやん。使う道具増えてるやん。金属ヤスリ使うやん。持ってない人は用意せなアカンやん。金かかるのぉ。















まぁでも、ごもっともでございます。でもね、先述したとおり、ゲート跡って、400番の神ヤスでも消せるといえば消せるけど、ちょいと時間かかるんですよ。
その点、金属ヤスリであればすぐに削れる。
まぁ金属ヤスリは何かと便利だし、さほど高額でもないから(中には高額のモノもあるけど)、あってもいいかと。





















「一晩寝かしたカレーがこちらです。」
って出してくるくらいのレベルで提示しろ。















嫁さんの仰る事もごもっともなので、さっさと話しを進めていきますね(^^;)
微美鬼斬でゲート処理
金属ヤスリでゲート処理すべく、HGUCグフの、もう片方の足首を用意。
ゲート跡も残ってますよ(笑)
このゲート跡を、スジボリ堂の「微美鬼斬 平」でヤスリがけします。
ゲート跡を「微美鬼斬 平」でヤスリがけした様子。
この「微美鬼斬 平」、切削力あるのに、削り跡も綺麗な仕上がりになるという、不器用なガンプラ初心者には最高にありがたいアイテムでございます。あって困るモノではございませんから、ぜひに♪























嫁さんがうるさいので、さっさと結果を提示します(笑)
600番つや消し仕上げ終了
こちら「微美鬼斬 平」でゲート処理して、600番の神ヤスでヤスリがけして、「Mr.スーパースムースクリアー」を吹いたパーツです。
400番と違って、600番だとパーツ表面にヤスリ跡は見受けられず、綺麗なつや消し仕上げになっております。よかった。
こちら、比較した画像でございます。




































仰る通りでありまして、光のあたり具合とかでつや消し感とかも変わってくるので、まぁ参考程度にね。
でも、600番でヤスリがけしたパーツは、ヤスリ跡も目立たずに、綺麗な仕上がりになりましたよ。
まとめ























もし、塗装をやるならば、400番のヤスリがけのみでも、
塗装の塗膜→つや消しの塗膜
という具合で塗膜が2層になるので、400番のヤスリ跡も消えるのかもしれませんね。場合によっては
サーフェイサーの塗膜→塗装の塗膜→つや消し塗膜
という3層になるかもだし。
そう思うと、今後塗装する時は、400番のヤスリがけでも十分かもですね。
あとですね、ゲート跡を見てみますと、やはり多少は残ってしまいます。
これはもう白化してしまってるんですよねぇ・・・。
白化の詳細については過去記事をどぞ。
こうなると、パーツ自体が白くなってしまっているので、これはもうつや消しでは消えず、塗装するしかないですな。

























そう思うと、白いパーツのガンプラであれば、ゲート跡が目立たずに、綺麗なつや消し仕上げが出来そうですね。
結局のところ、塗装せずにゲート処理してパーツ全体をヤスリがけするならば、
600番でヤスリがけ→つや消し
ってのがよさげですね。





















ってのは試さないんかい。




































600番→つや消し
っていうのをパーツ全部に施して、HGUCグフを完成させないんかい。















ってそれはですね、別に世間様は求めてないと思いますよ。方法だけわかればいいワケですから。





















じゃあ今回の記事がそこそこ評判よかったらHGUCグフ、600番→つや消し、で完成させろや。
そうやな~、ブログ更新告知のツイートのリツイートが20超えたらやれや。
そうや、どうせならデカールも貼れや。そしたらめっちゃかっこよくなるで。






































まぁ今回はペンサンダーは使いませんでしたが、あればホントにゲート処理が秒で終わります。
最後に、今回使った道具をまとめて記載しておきます。
- 微美鬼斬 平
- ゴッドハンド:神ヤス スポンジ布ヤスリ 400番 10mm厚 3mm厚
- Mr.スーパースムースクリアー
- 塗装の持ち手
- ワンニャンつめみがきコア
今回も、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました♪
(ブログ更新告知リツイートが20を超えませんようにw)
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がく@oskgaku
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