シタデルカラーの筆塗り最中に出現する粒の正体とは?

記事内に広告を含みます

がく

ども、がく(@oskgaku)です。

ガンプラをシタデルカラーで筆塗りしている時、いつの間にかパーツに小さいゴミ粒が付着してる事がありませんか?

▲小さい粒が点々と・・・。

これ、結論を先に申し上げますと、原因は筆でした。

これって、シタデルカラーでガンプラの筆塗りを始めた人は、同じ症状が起きているのではないでしょうか?(少人数かもですがw)

この症状を回避したい、そして、汚れた筆を綺麗に洗いたい。

今回は、そんな2つの話です。

  1. シタデルカラーの筆を洗う方法(独学)
  2. シタデルカラーの筆を綺麗に使う方法(独学w)
このしょーもないブログを読んでいる方々にお伝えします。
今回、このオッサンが紹介する筆を洗う方法、完全に独学です。
最終学歴放送大学卒業の48歳おっさんによるエビデンスゼロの方法です。
活用出来そうなところだけ自身に活かしてください。
がく
仰る通りでございます。
むしろ、筆のケアとしては、やってはイケない事をやっている可能性もw

道具も先にサクッと紹介。

筆の根元で固まってシタデルカラーの筆。それを落とすために、クリーニングコームやらマジックリンを使います。

シタデルカラーの基礎知識はこちら



シタデルカラーが気になってる人向け!超基礎知識ざっくりまとめ!

シタデルカラーの筆塗りでパーツにゴミ粒が付着


▲HG百式(リバイブ版)をシタデルカラーで筆塗りしているのですが・・・。

筆塗りしたガンプラのパーツをふと見ると、小さい粒が付着しているのです。


▲小さい粒のようなゴミが付着してます

ちょっとわかりづらいので、今度はプラ板を筆塗りしてみます。


▲平面のプラ板を筆塗りすると小さい粒が付着している様子がよくわかります

最初は原因がわからず、あれやこれやと調べました。

  • パーツ自体に付着しているゴミ?
  • パレット代わりにしているキッチンペーパー?
  • シタデルカラーに入っている?
  • 筆を洗う水?

結果、冒頭で述べた通り、筆が原因でした。

がく
このようになってしまった原因。これはシタデルカラーで筆塗りを始めたばかりの人にもぜひ知って欲しい!

では、その原因を説明していきます(原因がわかれば、対策を立てる事が出来ます)。

シタデルカラーを塗ってる筆からゴミ粒が出る理由


▲シタデルカラーを塗る時はウォーターパレットを使います

シタデルカラーの筆塗りは、ウォーターパレットに置いたシタデルカラーを掬って筆塗りします。

ここに原因が!

わたくしは、シタデルカラーを掬って筆に含ませる時、知らず知らずのうちに、筆の毛全体にシタデルカラーを含ませておりました!

▲毛全体にシタデルカラーを含ませるのが絶対にNGというワケではないのですが

これだと、筆の根元、筆の奥深くまでシタデルカラーが含んでいる状態になります。

▲この状態で、筆塗りしている最中に、筆に含まれているシタデルカラーが乾燥してくるんですよね・・・。

しかも、わたくしの場合、ゴッドハンドの神ふでを使っていワケで。

▲主に使っているゴッドハンドの「神ふで うぶげ 丸筆L

神ふでは、フワっと柔らかく、毛量も多い。

それは、筆ムラが出にくいという特性を持ち合わせています。

でも、その反面、毛の中の奥までシタデルカラーが入り込む、という事でもあるんですよね。

アンタ、筆塗り作業中は、常にチマチマチマチマ、飽きもせず筆を洗ってるやんけ。
がく
そうなんですけども、神ふでは毛量が多いので、筆の根元や奥深くまで入り込んでいるシタデルカラーは中々に落とす事が出来ず、そのまま乾いてきちゃうみたいです。

乾燥が、思っていたよりも早かったりするんですかねぇ。

この乾燥して固まったシタデルカラーが、粒のようなカスになります。

▲乾燥して固まった神ふでを、水で洗ってみるとシタデルカラーのカスが浮上してきました

このカスが毛先に降りてきて、塗る時にパーツのつく模様です。

先述したとおり、使っている神ふでは毛量が多い。

そのため、根元の奥深くまでシタデルカラーが浸透します。

その根元の奥深くまで浸透したシタデルカラーが乾燥して粒になり、チビチビと、いつまでも毛先に降りてくる次第です。

このシタデルカラーを洗い落とすのには、かなり労力を要します。

がく
このような状態にならないための対策は後程。
まずは、筆に固まってしまったシタデルカラーを落とす作業から。

筆のお手入れ道具のクリーニングコームについて


▲ゴッドハンドの筆専用の櫛「クリーニングコーム


参考
ゴッドハンド 神ふで クリーニングコーム 直販限定 筆用コーム 筆用櫛ゴッドハンド公式 模型ツール専門店

わたくしは、頑固な汚れの筆洗いにクリーニングコームを使っています。

クリーニングコームは筆専用の櫛ですから、汚れをかき出す作業が素早く、確実に出来ます。

または、クリーニングコームで神ふでを梳かせば、あっという間にフワっフワですw

毛先は揃い、まとまりも出ます。作業時短で高性能アイテム。

素材は金属製。

▲堅牢な構造ですから、プラスチックの櫛みたいに欠ける心配もナシ。

しかし、お値段はソコソコ高価w

ゴッドハンドのwebサイトには「価格 : 4,074円(税込)」との記載。

筆のケアに絶対必要アイテム!というワケではないのですが、使えばケアの作業負担は激減です。

これから紹介する筆洗いは、クリーニングコームを使います。

がく
クリーニングコームを使わない場合は、爪楊枝などで慎重に、チマチマと汚れをかき出す、という具合でしょうか。

筆に固まったシタデルカラーを落とす


▲シタデルカラーをたっぷり含ませて、半日近く(12時間ほど)放置した神ふで

このカッチコチにシタデルカラーが固まった神ふでを洗浄します。

▲毛先を押し付けても真っ直ぐなカッチコチw

筆のケアについて
冒頭でも触れましたが、これから紹介する筆のケアは完全に独学です。
神ふでの毛を痛めている可能性もアリ。
活用出来そう箇所等を参考にしていただければ幸いです(真似する場合は自己責任で)。

基本的なシタデルカラーを洗い落とす作業工程は、以下の通りです。

1)お湯に30分浸ける

2)クリーニングコームでかき出す

3)水で洗う

4)マジックリンに30分浸ける

5)クリーニングコームでかき出す

6)水で洗う

お湯に30分浸ける

筆に固まったシタデルカラーを溶かすために、「つけ置き洗い」的な作業をやりますよ。

まずはショットグラスにビー玉を入れます。

▲ビー玉は容量を稼ぐためだけに入れてます

がく
ショットグラスはセリア、ビー玉はダイソーで買いました。

ショットグラスにお湯を注ぎます。

そして、ショットグラスに神ふでをダンクするワケですが、そのままダンクすると、毛先が曲がったりするヘンなクセがついてしまいます。

そこで、セリアで購入したブラシスタンドを利用。

▲これなら毛先を真っ直ぐダンク出来ます

お湯ではなく、水に浸けても良いのですが、お湯の方が短時間で強力にシタデルカラーを溶かしてくれます(経験則ですw)。

お湯なので、筆へのダメージは少ないとは思いますが、長時間の浸け込みは少々不安。

30分程度にしておきます。

がく
筆の専門家からは、30分でもアカンでと、と言われそうですが。

クリーニングコームでかき出す


▲お湯に30分浸けた神ふで。シタデルカラーが浮かび上がってきてます。

クリーニングコームでかき出してみます。


▲シタデルカラー浮き出してゴソっと取れました

手で洗うのとは違い、毛の奥のシタデルカラーが取れているのがわかります。


▲クリーニングコームにシタデルカラーが付着してます

とはいえ、まだ全てのシタデルカラーは取れません。

なので、同じ作業をもう一度繰り返します。

さらに30分お湯に浸け、クリーニングコームでかき出してみます。

▲シタデルカラーをさらに落とす事が出来ました

でも、まだ完全には落とす事が出来てません。

がく
このままお湯に浸ける作業を繰り返しても、シタデルカラーを取り除くは難しそうなので、マジックリンに浸けます。

マジックリンに浸ける


▲マジックリンに30分浸け込みです

[note title=”マジックリンを活用”] シタデルカラーはマジックリンで落とす事が出来ますよ。



外法伝授?!シタデルカラーをマジックリンに一晩漬け込んで落とす方法




シタデルカラーがヌルっと落ちる!パーツをマジックリンに1晩漬け込め!

[/note]

マジックリンへの浸け込みは、神ふでを痛めそうなのであまりやりたくはないのですが、まぁやむを得ません。

クリーニングコームでかき出す


▲さすがマジックリン!クリーニングコームでかき出してみると、お湯以上にゴソっとシタデルカラーが落ちます!

敷いてるキッチンペーパーを見れば、どれだけシタデルカラーが落ちているのかは一目瞭然!

▲大量のシタデルカラーが落ちているのがわかります

筆の根元に、まだシタデルカラーが付着してるで。

がく
完全に落とすのは、なかなか難しいですねぇ。

根元に付着しているシタデルカラー、どうにも落ちないので、仕方なくまち針シャープペンシルでツンツンします。

▲非推奨!w

めっちゃ優しく、まち針シャープペンシルでツンツンしてますが、筆を痛めるのでオススメしません。



100均道具でスジ彫り道具をお手軽自作!まち針シャープペンシル!

ツンツンするならば、せめて爪楊枝。

▲爪楊枝といえど、めっちゃ優しくツンツン!

どうにかこうにか、シタデルカラーを落とす事が出来ました。

▲まだ根元に、多少はシタデルカラーが残ってますが・・・。

歯ブラシとか、使ってみたらどうや。
がく
・・・!!


▲めちゃくちゃシタデルカラー落とせるやないかい!(でも、本当に優しく撫でるように落としてね)

多少、根元にシタデルカラーが残っていても、それはある程度は諦めるしかないかもですね。

あまりムキになってクリーニングコームでガシガシとかき出すと、筆を痛めますから。

▲筆の毛が抜けてしまったりとか・・・。

だったら、もう神ふで使うなよ。
面倒くさいのぉ。
もっと丈夫な筆が腐るほど世間にはあるやろが。
アンタも死ぬほど色々買ってるやろが。




ガンプラの筆塗りを始めて1年!買い揃えた諸々の道具や塗料まとめ!

がく
いやいや、手入れが多少面倒でも、神ふでは手放せません。

何故かというと、神ふでの毛先の柔らかさ、毛量の多さ、これって筆ムラを出さないためには重要な要素。

他の筆に比べると、神ふではやっぱり筆ムラ出にくいんです(とくにうぶげタイプ)。

▲特に平丸タイプは筆ムラが出にくい印象

多少手入れが面倒でも、シタデルカラーの筆塗りは神ふでの出番ですw

まとめ

筆の根元でシタデルカラーが乾燥して固まってしまうと、修復作業が非常に煩雑。

この作業を回避すべく、可能な限り、筆にシタデルカラーが固まらない状態にすべきですよね。

特に筆の根元は落ちにくい。

シタデルカラーで筆塗りする際は、根元までたっぷりとシタデルカラーを含ませないようにするのが望ましい。

▲毛先だけにシタデルカラーを付着させるようする。

毛先だけに塗料を含ませるなんてムリだ、という場合は、作業途中でこまめに丁寧に、筆を洗うようにします。

いや、毛先だけを使っていても、筆はこまめに洗うのが基本ですね!

専用のクリーナー液みたいなの買えや!
絶対その方が早くて確実!
がく
仰る通り。
さすがに面倒ですからね。

月刊モデルグラフィックス2021年11月号を読みますと、ガイアノーツに

という筆のケア用品があるご様子。

ガイアノーツ(Gaianotes)
¥800
(2024/03/19 01:15:55時点 Amazon調べ-詳細)

このコンボは汚れをゴソっと落としてくれそう!

ガイアノーツは模型専用のマテリアルのメーカーですから、製品の信頼性も高しっ!

今度はコレで試してみたいですね♪

そして、最後に、いま一度注意点。

今回の筆洗い作業は、わたくしの独自な方法!何の根拠もありません!w

あくまでも参考程度にお読みください。

がく
活用できる箇所を参考にしていただければ幸いです。

あのモビルスーツが1位?
Amazonガンプラストアの売れ筋ランキングはこちら

ブログ更新をTwitterでお知らせ♪
ガンプラ道具の便利な使い方なんかもツイートします♪
フォローをよろしくお願いします(^^)
がく@oskgaku