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ども、ガンプラ初心者のがく(@oskgaku)です。


ガンプラ始めたばかりの頃、


「ガンプラってのは、どうやらスミ入れとやらを施すとかっこよくなるらしい」


ってなことがわかってきまして、スミ入れやってみようかなぁ、とは思ったのですが、何を使えばいいのかさっぱりわからない、ってことがありました(^_^;)


素組みであればガンダムマーカーでも十分ですよね。そのあたりは過去のブログ記事を参考にしていただければと。
【過去記事】:ガンプラ初心者のスミ入れはガンプラマーカー流し込みタイプがベスト!な理由をまとめた
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でも、タミヤの「スミ入れ塗料」もなんだか使いやすそうではあるが、これってどういうときにどう使うんだ?って思ったりもして(^_^;)


わたくしのそんな苦い(?)経験もありまして、今回はガンプラ初心者向けに、タミヤの「スミ入れ塗料」の使い方を「使用上の注意」4項目から解説してみますよ。


ってか、ガンプラ初心者のわたくしが、エラそうに使い方を解説なんかしちゃってスミマセン(^_^;)


まぁ参考程度に読んでいただければ幸いです~。





今回のメニュースミ入れ塗料はエナメル塗料

エナメル塗料の特徴

エナメル塗料によるヒビ割れ対策

エナメル塗料の2つの注意点

スミ入れ塗料 使用上の注意1)
重ね塗りについて


スミ入れ塗料 使用上の注意2)
撹拌について


スミ入れ塗料 使用上の注意3)
溶剤で薄める


スミ入れ塗料 使用上の注意4)
ハミ出した部分のふき取りについて


まとめ



今回使う道具タミヤ:
→スミ入れ塗料
→溶剤X-20
→クラフト綿棒 三角 Sサイズ







スミ入れ塗料はエナメル塗料



まず、そもそも、タミヤのスミ入れ塗料って「普通の塗料と何が違うの?」って感じですよね。


ってなことで、まずは瓶の横のラベルを見てみましょう。「エナメル塗料」と書いてあります。
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エナメル塗料っていうと同じタミヤにこんなのがありますよね。
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これと何が違うのか・・・。


2つともエナメル塗料やん・・・。


こうなると、さらに深堀りして、エナメル塗料が何なのか?って疑問がわいてしまいます(笑)


このタミヤの「スミ入れ塗料」の事を知るには「エナメル塗料」とエナメル塗料の「溶剤」を知ればグッと理解が深まると思うんですよ。


ってなことなので、タミヤ製品「スミ入れ塗料」の話しの前に、ちょっと横道にそれまして、まずはエナメル塗料の話しをば。



エナメル塗料の特徴



エナメル塗料の話し、とは言いつつも、わたくし、塗料メーカーの人間でもなければ研究者でもないwww


詳細な成分とかはよくわらんですけども、まぁとりあえずは困ったときのwikipediaさん(笑)


タミヤカラーをwikipediaで調べると、タミヤカラーでのエナメル塗料の説明が記載されております。

事実上、国産唯一の模型用エナメル塗料である。アクリル塗料より筆の伸びが良く発色も良好、また乾燥時間が長いのでムラが出にくく、綺麗な光沢面が出せるが、耐候性に弱く塗膜が剥がれやすい。下地に塗ったアクリル塗料の塗膜にほとんど影響を与えないので、重ね塗りが簡単である。また溶剤で粘性がなくなるくらいに薄めた塗料を流し、模型の凹凸を表現するスミ入れ(ウォッシング、シェイディング)にも良く用いられ、スミ入れ塗料用として予め薄められた専用品も4色ほどある。ただしガンプラ等のスミ入れに使用した際に、溶剤の浸透によりプラスチックが劣化し、ひびが入る等の事態も生じている。

引用:タミヤカラー - Wikipedia 

ふむふむ。その他、ググったり、本なんかを読んで色々と調べて、自分で使ってみた感じで、エナメル塗料の特徴をまとめますと以下のとおりです。


・筆塗りに向いている
→伸び、発色が良い
→筆ムラがでにくい
・下地の塗料を侵しにくい
・乾燥には時間がかかる
・スミ入れ向き(溶剤で薄める)
・溶剤の浸透でパーツが破損(ひび割れ等)してしまうこともある


伸び・発色が良い、下地の塗料を侵しにくい、ってのはよく聞きますね。そういう特性もあって、スミ入れに向いている塗料、ということなんですね。


ただ、気になるのが
溶剤の浸透でパーツが破損(ひび割れ等)してしまうこともある
という部分です。


エナメル塗料でスミ入れするとき、そのままだといくら伸びがよい塗料といっても、モールド(溝)には上手く流れていってくれませんから、溶剤で薄めることになります。


溶剤は薄めるだけではなくて、エナメル塗料がハミだしたりしたら拭き取る時にも使いますね。


このエナメル塗料の溶剤、その性質として、パーツに浸透すると劣化してヒビが入ったり割れてしまうことがあるそうなんです。マ、マジか~(^_^;)



エナメル塗料によるヒビ割れ対策



まぁもちろん絶対にヒビ割れする、ってことではないと思いますが、割れるときの主な要因は2つあるようです。


要因1)パーツに強い力が加えられている部分への浸透


今のガンプラは接着剤いらずでパーツ同士をハメ込むことができますが、ハメ込むとき「グっ」と強くハメ込んだりしますよね。


これはダボを凹み部分に強く「グッ」と押し込んでいますよね。このときパーツには強い力がかかっているワケです。こういうの、プラモデル用語(?)としては「パーツにテンションがかかる」なんていったりします。
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テンションがかかる?って感じですよね(^_^;)
テンションという単語を「Yahoo!辞書」でひいてみると
「張り。張力。伸長力。「ロープにテンションをかける」
なんてなことが書かれてます。


ガンプラでテンションがかかってるところといえば、
・強くハメ込んである部分
・間接部分のような箇所

ってなところですかね。


これらの箇所はパーツ的には強い張力が働いているでしょうから、そういうところに溶剤で薄めたエナメル塗料を流し込んだりするとヒビ割れしてしまうこともあるのかも、ですね。




要因2)パーツに多量のスミ入れ


エナメル塗料を溶剤で薄めたものを多量にパーツに流し込んだりすれば、ヒビ割れの可能性は高まりますよね。


ということで、結局のところ、溶剤で薄めたエナメル塗料を使ってスミ入れするときはどうすればいいのか?ってことですが、主な対策としては以下の2点かと!




・強いテンションがかかっているような箇所にスミ入れしない


・多量にスミを流し込まない


というあたりですよね。


とは言いつつ、わたくし、タミヤのスミ入れ塗料を使ってスミ入れをして、ヒビ割れたことはまだ一度もありません(まぁまだ経験値は浅いですけどw)。


HGブグのときも、パイプ箇所なんかは多量のスミを流し込んでしまいましたが、ヒビ割れることはなかったですねぇ。
【過去記事】:ガンプラ初心者が素組みのスミ入れをキレイに流し込むためのひと工夫
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パイプの箇所は柔軟性がありますから、そういう材質的な要素でヒビ割れないのかもですが、ともかく、スミ入れでヒビ割れたことは一度もないですねぇ・・・。



エナメル塗料の2つの注意点



ここまでエナメル塗料とその溶剤について書いてきましたが、多少なりとも理解していただけたでしょうか?(笑)


エナメル塗料とその溶剤の特性がわかってくれば、タミヤの「スミ入れ塗料」使い方も自然とわかってくるハズですよ~。


ってことで、ようやくタミヤ製品「スミ入れ塗料」の話しに戻ります(笑)


冒頭では瓶の横のラベルを見てエナメル塗料と記載されていたワケですが、その上の方をみると、赤文字で記載されている部分があります。
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赤文字の部分には2つのことが書かれてますので1つずつ見ていきましょう。

まず1つめ。
樹脂がもろくなる場合があります。はめ込み式のパーツや可動部分には使用しないでください。接着個所や強度のかかる場所では注意してご使用ください。


これがまさに冒頭から書いてきたエナメル塗料とその溶剤の特徴のことですね!


この「スミ入れ塗料」は最初からスミ入れに適した濃度に薄められています。「スミ入れ塗料」のwebサイトにもそのことが記載されてますよ。
あらかじめスミ入れに適した濃度に薄められているので、ビンを振って塗料をかき混ぜたら、キャップに付いた筆ですぐに作業スタート。

引用:スミ入れ塗料 各種 


まぁようするに「エナメル塗料、薄めておきました」ってな製品なんですね(笑)


次に2つ目。
下地の塗料を溶かす場合があります


塗料は重ね塗りしますと、その組み合わせ次第で下地の塗料を溶かすこともある、ってことです。塗料の重ね塗りについては以前のブログにも書きましたけど、エナメル塗料といえども、下地の塗料次第では、下地の塗料を溶かす場合もあるワケなんですよ・・・。

【過去記事】:スミ入れとつや消しでややこしい重ね塗り関係をスッと理解するための塗料基礎知識を2つにまとめた


重ね塗りの関係を忘れて塗装しちゃうと、下地塗料を溶かしたりしちゃいますね。



スミ入れ塗料 使用上の注意1)
重ね塗りについて 



さて、赤文字の注意書きを読んで理解したとして、


最後に瓶の裏のラベルに記載されている「使用上の注意」を読んで理解すれば「スミ入れ塗料」使い方もバッチリと理解できますね。


では最初の使用上の注意を読んでみます。


「エナメル塗料の上に使用しないでください」


とあります。


これは先ほど2つ目の注意書きの「下地の塗料を溶かす場合があります」でも触れましたが


「エナメル塗料の上にこのエナメル塗料を重ね塗りしないでね」


ってことですね。


エナメル塗料で塗装したパーツ表面に、さらにエナメル塗料で塗装すると、下のエナメル塗料を溶かしてしまうことがあるそうなんです。


というか、これはエナメル塗料に限らず、どの種類の塗料も、同じ塗料を重ね塗りってのはできないようですね。


タミヤのwebサイトにもこのように記載されています。

同系の塗料は重ね塗りをすることが可能です。ただし、塗料の中には溶剤が含まれていますので、筆でごしごし塗ると、下地を溶剤でこすっているのと同じ状態になってしまい、下に塗った塗料が溶けだすことがあります。下に塗った色が完全に乾いてから重ね塗りをすればある程度は防げますが、エアブラシを使う方がより安全です。

引用:エナメル、アクリル、ラッカー系塗料の塗り重ねについて 

これ読むと、一瞬、
「同系の塗料でも、重ね塗り可能やん」
って思っちゃいますよね(笑)


まぁ、重ね塗りは可能ではあるが、塗料自体に溶剤が含まれているから、その溶剤のせいで下になってる同系の塗料が溶けちゃうことがあるかもよ、ってことですね。

※エナメル塗料が塗ってあるパーツの上から、さらにエナメル塗料で重ね塗りしようとしたら、エナメル塗料自体には溶剤も含まれているワケですから、下になってるエナメル塗料を溶かすかも、ってことですな。


そういう意味では、同系塗料の重ね塗りは気をつけなければいけませんねぇ。



スミ入れ塗料 使用上の注意2)
撹拌について



次に


「ふたが閉まっていることを確認し、よく振ってください。塗料が底にたまっている場合は調色スティックでかき混ぜます。」


とあります。


まぁそのままですね。このスミ入れ塗料は塗料を溶剤で薄めてくれているモノですから、使ってないときは塗料が下の方に沈殿してます。
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なので、よ~く振って、撹拌(かき混ぜる)させる、ってことですね。


なので、スミ入れ作業の途中、たまに瓶を振ってあげないといけませんです(時間経過とともに塗料が沈殿していってしまうので)。



スミ入れ塗料 使用上の注意3)
溶剤で薄める



次に


「塗料が濃くなったときは、溶剤X-20で薄めてください」


とありますが、これは使っているウチに溶剤がなくなっていき、塗料の方が多く残ってしまって濃くなってしまう、ということですね。


ちなみに、溶剤X-20というのはこれですよ。
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溶剤はたくさん使うでしょうから、もう最初から大きいのを購入するってのもアリですね(笑)




スミ入れ塗料 使用上の注意4)
ハミ出した部分のふき取りについて 



最後に


「はみ出した部分は乾いてから綿棒にX-20を少し染み込ませてふき取ります」


とあります。


このふき取り作業は細い綿棒があると便利です。


わたくしはタミヤの「クラフト綿棒 三角 Sサイズ」をという綿棒を使っていますがかなり便利ですよ。
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普通の綿棒だと、太すぎてパーツの細かいところに入ったスミを拭けないし、安価の綿棒だと繊維がパーツについちゃって面倒だったんですよ。


なので、普通の綿棒よりお値段が少々高くなっても「クラフト綿棒 三角 Sサイズ」を使うようにしてます。
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それと、綿棒に染み込ませる溶剤のX-20の量はホントに少しずつの方がいいです。染み込ませすぎると、パーツにドバっといってしまい、スミが全部消えます(^_^;)


とはいえ、少しってどれくらいやねん、って話しですよね。


なので、わたくしはまず綿棒をX-20にダンクしまして、X-20のフチに押し付けて余分なX-20を絞りだし、さらに指でギュッって絞ってます(笑)


まぁ手は汚れますけど、綿棒に適度なX-20を染み込ませることができますよ。



まとめ



なんか色々と書いてきちゃいましたが、エナメル塗料の本質がわかれば、「スミ入れ塗料」の使い方も自然にわかってきますよね~。


それと、ガンプラ初心者で、なんかもうよくわかんない!ボクは塗装はしない!素組みだい!ってひとは以前ブログ記事でも書いたとおりガンダムマーカー「流し込みスミいれペン(流し込みタイプ<素組み用>)」でよいと思います。

【過去記事】:ガンプラ初心者のスミ入れはガンプラマーカー流し込みタイプがベスト!な理由をまとめた


いやぁボクは塗装を始めたし、パーツの細かいところまでスミを流し込みたいのさ!ってひとはタミヤの「スミ入れ塗料」、ってことで。


それでもよくわからん、という方、ご安心ください、そういう場合は自分がよさげと思う方をお使いください。


だって、ガンプラに正解はないんやで!(←ドヤ顔)


わたくしは両方使ったりしてます。なんだかんだでガンダムマーカーもスミ入れ塗料もケースバイケースで使ったりしますよ(たぶん)。


まぁ失敗したら失敗したで、「これが失敗という事がわかった」という成功です(笑)


ということで、スミ入れを楽しむ一助となれば幸いでございます(^_^)

スミ入れカテゴリー


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