ども、がく(@oskgaku)
です。
今回は「なめらかスムース」と「Exフラットクリアー」という2つのつや消し剤を混ぜ合わせて、つや消しを吹いたレポートです。
▲Mr.カラー C189 フラットベース なめらか・スムース
2つのつや消し剤を合わせて、HGシャア専用ズゴックにつや消し吹いてみました。
今回は、2つのつや消し剤を混ぜ合わせてのつや消しレポートです。
目次
ガンプラのつや消しに2つの強力アイテム
今回使うのはMr.カラーの
「Mr.カラー C189 フラットベース なめらか・スムース」と
この2つを混ぜて使うのですが、先に感想を述べます。
塗面は綺麗に均一で質感は独自なしっとり感で落ち着いたパーツ表情に仕上がりました!
つや消しの粒子の大きさが違う?
そもそも、つや消しというのは、表面を凸凹なザラザラにして、その光の反射でつや消しに見えるワケですよね。
表面をザラザラにするために、つや消しには小さな粒子が入っています。
※そのあたりの詳細は、過去記事にまとめました。
エアブラシ塗装超初心者向け!つや消し方法とか種類まとめ!
この粒子の大きさが、つや消し塗料によってそれぞれ違うのだと思われます。
それであれば、今回の「Mr.カラー C189 フラットベース なめらか・スムース」と「Ex-04 Ex-フラットクリアー」も、それぞれの粒子の大きさが違う塗料を混ぜ合わせるワケです。
そうなると、違う粒子の大きさで醸し出すつや消し表面というのは、既製品には独自なものになりますね!
この手法、すでにたくさんガンプラモデラーさんたちがやってるご様子です。
わたくしもそれを参考にさせていただいた次第(^^)
つや消し希釈の対比は1:1:2
上記のツイート見るとおわかりかと思うのですが、みなさん
Exフラットクリアーになめらかスムースを一瓶丸々ぶち込む!
という手法をとられてるご様子(^_^;)
なかなかに豪快w
色んなユーザーさんが指摘しているとおり、Exフラットクリアーはちょうどなめらかスムースが入るような空きスペースが瓶にあるのよね(笑)
わたくしもそうしたいところですが、小心者アラフォー、なめらかスムースを一瓶丸々ぶち込むなんて怖いっ!(笑)
なので、わたくしはノーマルな希釈方法でいきます。
希釈方法はこんな具合。
なめらかスムース:Exフラットクリアー:薄め液
この対比で、それぞれの分量対比は
1:1:2
で希釈しましたよ。
薄め液は「Mr.カラーうすめ液(特大)」です。
薄め液は、どうせたくさん使うんだから最初から特大買った方がお得ですよね(笑)
具体的な分量は以下の通り。
なめらかスムース:1cc
Exフラットクリアー:1cc
薄め液:2cc
1:1:2がそのまんま(^_^;)
とはいえ、正確に分量を量るのは難しいので、目安です。
最初はどんな具合につや消しされるかよくわからんし、様子見も兼ねて、ですかね。
つや消しを希釈する前の注意点
つや消しを希釈する際の注意点に、ちょっとだけ触れます。
Exフラットクリアーって、かなりしっかりと撹拌した方がよいです(まぁExフラットクリアーに限らずですけどね)。
瓶の底を見るとわかるのですが、かなり瓶の下に固まっております。
これ、調色スティックで底をグリグリすると、めっちゃ固まってるのがよくわかります。
もうしっかりと調色スティックでグリグリしつつ、瓶の中を混ぜ混ぜと撹拌してくださいませ。
撹拌は素直に調色スティックで
ちなみに、混ぜ混ぜ(撹拌)する調色スティックは素直に買った方が無難です。いや、買いましょう。
この調色スティック、ガンプラ初心者さんにこそ、買うことをオススメします!
わたくし、最初の頃、
「わざわざ調色スティック買うなんて金持ちかよ!中川 圭一かっ!(←こち亀)」
って思ってました。
そんな自分にNT-Dを発動させたあとビーム・マグナムをぶち込んでやりたいですね。いや、ホントに。
調色スティックを使わずに、割り箸とか使ってましたが(ガンプラ初心者がやりがちw)、割り箸のカスが、塗料に入ったよね(^_^;)
わざわざメーカーが調色スティックを製造してくれてるワケです。
素直にキチンとした調色スティックを使いましょう。混ぜやすいですよ。
Mr.注ぎ口計量カップが便利
なめらかスムースとExフラットクリアーと薄め液を希釈する塗料皿はこれを使ってます。
GSIクレオスの「Mr.注ぎ口計量カップ」
まぁ本当は塗料皿ではなく、スペアボトルを用意して・・・
(↓こんなやつね)
そこに塗料たちをぶち込んで、調色スティックで混ぜ混ぜして、さらに瓶をよく振る、ってな撹拌方法がよいかもなのですが、わたくしは瓶を洗うのが面倒なので(笑)
ガンプラは美しいつや消しでかっこよくなれる!
なめらかスムースとExフラットクリアーを混ぜてつや消ししたHGズゴックがこちらです。
どうでしょうか?
冒頭で乾燥を述べましたがもう一度、塗面は綺麗に均一で質感は独自なしっとり感で落ち着いたパーツ表情に仕上がりました。
もしや、ガンプラ製作というのは、素組みして、このつや消し方法で仕上げるだけで、ハイクオリティな出来栄えなのでは?そう感じさせます。
ワリと、いや、かなり感動しました!
「おやじが熱中するわけだ」
思わずそう呟きますw
エアブラシつや消しに0.5mm口径
わたくしは、このつや消しを吹く時、エアブラシの口径を0.5mmでやりました。
口径が大きい=広範囲に吹ける、という構図。
パーツの一箇所に集中して吹いちゃって、白かぶりしちゃう、ってことも回避できます。
絶対やるな!初心者必見!ガンプラ缶スプレーつや消しNG乾燥方法!
そういう意味では、つや消しとかサーフェイサーなんかは、大きな口径のエアブラシで吹く方がいいかもですね。
実際のエアブラシ塗装のつや消しは、エア圧も絡んだりして、もっと複雑。白かぶりを防ぐには気をつけるポイントは多々ありますね。
希釈とエア圧が間違ってない?サーフェイサー塗装の改善は案外簡単!
プレミアムトップコートとつや消しの比較
これがプレミアムトップコートです。
左が今回のつや消し、右のがプレミアムトップコート。
あんまりよくわからないですね(^_^;)
す、すみません・・・w
まぁでも、そもそもエアブラシのつや消しであれば、スプレー缶よりもキレイな一面にはなるかなぁ、というのがやってみた印象です。
とはいえ、プレミアムトップコート、十分キレイな面になりましたけどね(^^)
【過去記事】:プレミアムトップコートをさっと吹くだけ!素組みガンプラも塗装仕上げの美しさ!
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ちなみに、つや消しのスプレー缶はつや消しトップコートとクリアコートもあったりしまして、それらについても過去記事を参考にしていただければと!
【過去記事】:【ガンプラ初心者用】つや消しスプレーのトップコートとクリアコートの違いをわかりやすさ優先でまとめた
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【過去記事】:【ガンプラ初心者用】つや消しトップコートを一点集中砲火するとこういう事になるから!
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スーパーフラットコートもキレイな仕上がり
わたくしは先日、HGユニコーンガンダムをスーパーフラットコートでつや消ししました。
【過去記事】:スーパーフラットコートでつや消し塗装の新たなステージへ!
スーパーフラットコートでつや消し塗装の新たなステージへ!
もちろん、このスーパーフラットコートも美しいキレイな仕上がりでしたよ。
ただね、ちょいとお高め(^_^;)
まぁそれでも、わたくしは満足のいく仕上がりでしたのでよかったのですが、ひとによっては
「最初からそんな冒険できひんわっ!」
っていうこともあろうかと。
そんな場合はこのなめらかスムースとExフラットクリアーのコンボがいいかもですね。
スーパーフラットコートよりかはお値段お安い(笑)
まぁでも、2つを混ぜなきゃいけない、っていう手間もありますけどねw
まとめ
今回、なめらかスムースとExフラットクリアーを混ぜるつや消しをやってみた率直な感想は
「すんげぇキレイでしっとりと落ち着いた感じ」
ってところですね。
今までのつや消し表面とはあきらかに違うかな。
そんで、嬉しいのがこの2つが普通なお値段なところですかね♪
こんだけのパーツ表面を表現できるのであれば、さぞかし2つともお高いんでしょ?っていうオチになりがちですが、そうならない!
使い方もキチンと撹拌すればよいだけですしね。
ガンプラ初心者の方々にもオススメ!雑なガンプラの仕上がりも、つや消しの美しさが凄すぎてボヤかしてくれますよ(笑)
今回のつや消しの記事が参考になれば幸いです♪
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