ガンプラ製作の後ハメ加工に希望が見えた!ネオジム磁石を使ってみた件

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がく

ども、がく(@oskgaku)です。

皆さんは、ガンプラ製作で後ハメ加工に苦労してませんか?

わたくしは苦労してます(^^;)

しかし、ハイキューパーツのネオジム磁石を使う事で、どうにか後ハメ加工に希望を見出す事が出来ました!

ネオジム磁石を使った後ハメ加工の手順は以下の通り。

手順1
ネオジム磁石を仮ハメ
 
手順2
ネオジム磁石をハメるための穴を彫る
 
手順3
光硬化パテでネオジム磁石を接着
 
手順4
ネオジム磁石での後ハメ加工完成

 

では、手順の詳細を説明していきます~。

何故にネオジム磁石を使うのか


▲今回使用するハイキューパーツのネオジム磁石丸形「MGN2010」

っていうか、そもそも、なんでわざわざ後ハメ加工をするんや?

がく

普通はそう思いますよね。
それはですねビームライフルの合わせ目消しをやるためです。合わせ目消しをやろうとすると、どうしても後ハメ加工というのは必要になってきますので。

▼合わせ目消しの参考記事



ガンプラ初心者向け!合わせ目消しをめっちゃ簡単にやる方法!




ガンプラ初心者がやりがちな合わせ目が割れる2つの原因と5つの対策!

HGUCゼータガンダムは、ビームライフルの合わせ目消しをやるワケです。

このHGUCゼータガンダムのビームライフルは、銃身がスライドする仕組みです。

スライドさせる銃身側にはストッパーがついていて、それがビームライフル本体側に引っかかり抜けないようになっている。

こちらはパーツを分解した様子。

しかし、ビームライフル自体の合わせ目消しをやろうと思ったら、銃身を後から入れる方式にしないとイケないかと。

そんな具合なので、後ハメ加工をする次第w

とりあえずは銃身側のストッパーを、カットしちゃいます。

でも、これだと、ビームライフルの銃身がスポーンと抜けてしまう(^^;)

そのため、ネオジム磁石を利用して、銃身が抜けないようにする所存。

今回のHGUCゼータガンダムのビームライフルの後ハメ加工にハイキューパーツのネオジム磁石 丸形 直径2.0mm×高さ1.0mm 「MGN2010」を使います。

ハイキューパーツ(HiQparts)

手順1)ネオジム磁石を仮ハメ

まずは、スポーンとビームライフルから抜けて落ちてしまうであろう銃身側にネオジム磁石をハメます。まぁ仮ハメよ。

HGUCゼータガンダムの銃身側は、ちょうど良いところにダボ穴があるんです。

ここにネオジム磁石をハメこむようにします。しかし、ネオジム磁石の直径は2.0mmなのですが、ちょいとだけ大きくてダボ穴に入らない。

なので、ダボ穴を広げるべく、ゴッドハンドのスピンブレードの2.0mmを押し込んで、グリグリと回して、削りすます。

※スピンブレードの詳細は過去記事をどぞ。



【スピンブレードレビュー】ガンプラの彫る作業のバリエーションアップ!

こうする事で、ワリとすんなりネオジム磁石2.0mmが収まりました。

▲ちょうどイイ感じにネオジム磁石が落ちる事もなくハマりました。

ちなみに、ダボ穴に入る予定だったダボは、ダボ穴をネオジム磁石で塞いでしまったので入るワケもないのでカットします。

手順2)ネオジム磁石をハメるための穴を彫る

さて、お次はビームライフル本体に、ネオジム磁石をハメるための穴を彫っていきます。

これはもうシンプルに、ビームライフル本体側に銃身を仮ハメしまして、その穴に、これまたゴッドハンドのセンターピン付きの「スピンモールド」を挿せばヨシ(スピンブレードではない)。

スピンモールド」ってのは、ゴッドハンドの製品です。


参考
スピンモールド (旧センターピン付きスピンブレード) CSB-1-3ゴッドハンド公式 模型ツール専門店

このような場合、センターピンがついてる「スピンモールド」であれば、より安定して穴を彫る事が出来ます。何より、簡単に彫れるのがイイ(笑)

たいした技術もないクセによ~、道具だけはいっちょ前に揃えてるんだよなぁ。

がく

(絶対突っ込まれると思ったワケで、こういう時は何も反論しないのが得策なワケで・・・。)

まぁともかく、スピンモールドで綺麗な穴が彫れたワケです。

これ、パーツを貫通しておりますが、仕方なくの貫通です。

っていうのは、ネオジム磁石の高さが1.0mmなのですが、ビームライフル本体のパーツの高さは1.0mmもないので、パーツに穴を貫通させずに仮ハメしてみると、ネオジム磁石が埋まってくれない(^^;)

なので、もうこれは仕方なく、思い切って穴を開けまして、光硬化パテで埋めちゃう形にしました。



※この光硬化パテについては後述します。

まぁともかく、これで銃身側、ビームライフル本体側、両方にネオジム磁石をハメる事が出来たワケです。

これでちょいとテストしてみるかぁ、と思ったのですが、問題が起きました・・・。

ネオジム磁石の強すぎる磁力

今回使用したハイキューパーツのネオジム磁石ですが、想像以上の磁力なんですわ!

いや、もうね、ちょっとでも近づけようものなら「バチーン!」とくっつきます(^^;)

なので、仮ハメした状態で銃身をスライドして落ちないかテストする、ってのが出来ないんです。

だって、仮ハメしている状態でも、そこからネオジム磁石がお互いに飛び出して、「バチーン」とくっついてしまうんですから(^^;)

とはいえ、むしろこれは嬉しい誤算と申しますか、当初はこんなに小さい磁石で大丈夫だろうか、という不安があったものですから、強力な磁力でむしろ安心しましたよね。

でもでも、これだとテストは出来ないので、もう接着しちゃう事にしましたよ(笑)

接着方法としてはタミヤの「光硬化パテ」を使ったのですが、そのやり方は後述するとして、もうひとつだけネオジム磁石を使うにあたっての注意事項を申し上げます。

失くしやすいネオジム磁石

すんごいシンプルで、場合によってはどうでもイイような注意事項なのですが、このネオジム磁石、めっちゃ失くしやすいので注意してください(^^;)

っていうのは、磁力が強い分、くっついてしまわないようにするため、作業としては結構な力で抑えつけようとする場面がちょいちょいあるワケです。

そんで、小さい磁石を力強く抑えつけようとするもんですから、ホンのちょいとでも手元が狂うと、「スポーン」と遥か彼方に飛んでいきます(笑)

それに、ネオジム磁石って、滑りやすい表面なんですよね・・・。なのでさらに手元が滑りやすい・・・。

という事で、もしネオジム磁石を購入する時は、失くす事も考慮して、それ相応の数を購入しておく事をオススメします。

わたくし、恥ずかしながら、4つを手元から吹っ飛ばし、2つは発見しましたが、2つは失くしました(>_<)

ネオジム磁石の接着に光硬化パテを使う理由


▲こちらが「光硬化パテ」でございます。

さて、ネオジム磁石を接着します。これさえやっちゃえばもうこっちのもんだ(笑)

ネオジム磁石の接着方法は色々あるかと思うのですが、わたくしはタミヤの「光硬化パテ」を使う事にしました。
光硬化パテ」の詳細は過去記事をどぞ。



タミヤ光硬化パテレビュー!即硬化でサクサク削れてヒケ処理に最高

理由は2つあります。

接着後、すぐに作業を再開したい
ネオジム磁石の磁力低減

理由の補足をしていきますよ。

接着後、すぐに作業を再開したい

まぁこれは理由もクソもないのですが、接着して接着剤が乾くのを待ってると、作業がどんどん遅れていくのでね、というだけです(笑)

接着って、場合によっては乾燥を待った方がむしろ近道だったりするんですよね。まぁ今回は磁力軽減の目的だったし、ソコソコ早く作業を再開したかったので、光硬化パテです。

ネオジム磁石の磁力低減

ネオジム磁石の磁力が強すぎるのは先述したとおり。

これ、ネオジム磁石のあいだに何かかませて、ある程度磁力軽減させないとアカンぞ。

という事でパテをちょいとだけ盛り付ければよいのでは、と考えた次第です。

ネオジム磁石同士のあいだに、何かかませば磁力が弱まるかな、みたいなね。

それなら速攻で硬化して作業効率アップできる「光硬化パテ」が良いのでは?って事です。

手順3)光硬化パテでネオジム磁石を接着


▲これは銃身側にネオジム磁石を「光硬化パテ」で接着させた状態です。

こんな具合に、ネオジム磁石をパーツの裏側から「光硬化パテ」を盛り付ける事により接着させましたが、相も変わらず、盛り盛りに盛ってしまう不器用さがスゴイw

表側はこんな感じ。

そんで、この盛り盛り硬化した「光硬化パテ」はスジボリ堂の「微美(びび)鬼斬」でゴリゴリと削ってしまいます。

※「微美(びび)鬼斬」の詳細は過去記事をどぞ。



微美鬼斬が超便利!合わせ目消しの削り作業で疲弊してる人にオススメ!

ゴリゴリと削っていいんか?またパーツが傷ついたとか騒ぎだすんちゃう?

がく

ここは大丈夫です。パーツの裏側で見えなくなってしまいますからね。

それと、「光硬化パテ」の利点として硬化した後も削りやすい、ってのがありますね。

なので、ゴリゴリ削れちゃう。

同様に、ビームライフル本体も裏側から光硬化パテを盛り付けて・・・。

ゴリゴリと削ります。

ちなみに、「光硬化パテ」って、盛る場所の下地(まぁパーツですよね)をある程度ヤスリがけし荒らしておかないと密着(接着か)してくれないのですが、今回はそんな事もせずともシレっと密着して剥がれ落ちる事はなかったです。すぐに硬化させたのがよかったのかな。

参考
タミヤ メイクアップ材シリーズ タミヤ光硬化パテタミヤ

手順4)ネオジム磁石での後ハメ加工完成


▲という事で、ネオジム磁石を銃身側とビームライフル本体側、両方に取り付ける事が出来ました。

銃身は、スポーンと抜ける事なく、ちょうどエエ感じにネオジム磁石のところでピタっと止まってくれます。

とはいえ、引っ張ろうものなら、抜けてしまいますがね(^^;)

でも問題はありません。また銃身をビームライフル本体にスポっと入れればヨシ。

このくらいの磁力ならば、ポージングさせた時、ビームライフルを下に向けても、銃身が抜け落ちる事はありません。

見た目、これでエエんか?
ネオジム磁石が丸見えやぞ。

がく

まぁ正直なところ、自分的にはこれでもいいのですがね。
とはいえ、塗装時とかにもマスキングとか面倒だったりするので、最後の最後に、これまたハイキューパーツの「ジーレップ 06(計160個入) [GLEP-06]」なんぞを貼り付けるつもりです。

これがハイキューパーツの「ジーレップ 06(計160個入) [GLEP-06]

このジーレップを貼り付けるつもりです。

これにて、ネオジム磁石の後ハメ加工終了です(^^)

っていうか、ネオジム磁石が剝き出しって事は、ここに磁力があるものを近づけたら引っ張られてしまうワケだから、展示とかする時は困るな。

がく

た、確かに~~~!
まぁそういう場合は剥き出しなネオジム磁石は、パテで埋めてしまうって事でね。

まとめ


▲そもそもは、HGUCゼータガンダムのビームライフルの後ハメ加工なワケでw

しっかし、今回のはわかりづらいのぉ~。
アンタみたいなガンプラ未熟者がガンプラのハウツー的な記事を書くなんて生意気やねん。

がく

これまた仰る事はごもっともでございます。
でもですよ、これまた毎度言っておりますが、このような記事が世間のガンプラ初心者さまの誰かひとりにでもお役に立てれば、もうそれだけで感無量でございます。

まぁたしかに、ガンプラ製作ってのは、やる事がいっぱいあるようだから、ピンポイントに知りたい事の情報がなかったりするかもだから、こんなろくでもない記事も、世間の誰かひとりの役には立つかも?だ。
しっかしよ、こんだけ道具使ってたら、道具を持ってない初心者には参考になるかね。この記事が役立つかね。

がく

ま、まぁ確かにそうかもだけど。
確かに技術もないくせに道具を買いまくってるかもだけど・・・、道具がないと出来ない事だってあるやんか!じゃあアンタはアレか、バーベキューに行って火を起こす時、ライターとかチャッカマン持って行かないんか!木くずから火を起こすんか!そうするんやな!絶対そうしろや!そんで周りから「これじゃいつまでたっても肉が焼けないやんけ。目的変わってるがな!」って突っ込まれてもシレっとしとけや!ハイボールを注文してるやつで「ハイボール、濃い目で」ってお前それって実質ご飯大盛りを無料で頼んでるのと同じやぞ!店側が実質損しとるぞ!ブラック客か!親父にもぶたれた事ないのにって、俺なんて部活の顧問にしょっちゅうぶたれてたわ!悔しいです!よ~しわかった!俺が勝たせてやるっ!そのためにこれから俺はお前らを殴るっ!バカヤローっ!

結局最後はそれかよ・・・。ってか、なんで必死やねん・・・。

最後、道具ばっかり買ってる事を指摘され、少々熱くなってしまいました。申し訳ありません(^^;)

まぁともかくね、今回はどうにかこうにかネオジム磁石を使ってHGUCゼータガンダムのビームライフルの後ハメ加工が出来た次第でございます。

たしかに、ある程度は道具がないと、今回のような後ハメ加工は出来ないかもですが、逆にいえば道具があればやれる事は広がりますから、チマチマと揃えてくださいませ(笑)

スジボリ堂の「微美(びび)鬼斬」なんぞは、使う場面が多いので重宝しますよ。

以上、今回の記事が、世間の誰かさまひとりにでも、お役に立てれば幸いです(笑)

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