
ども、がく(@oskgaku)
です。
今回は「HGUCドムトローペン」の素組みレビューです!
これはかなり昔のキット。最近は最新のガンプラばかり組んでいたので、ここらでひとつ昔な初期なガンプラを作るのもいいかなと。
簡単にパチ組みできるかなと思っていたのですが、ちょいと苦戦する事に・・・。
目次
ドムトローペン概要
まずはドムトローペンの概要をチラっと。
OVAの「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場するモビルスーツです。

概要はWikipedia先生から引用させていただきます。
第1話で初登場。ガンダム試作2号機(サイサリス)を奪取するアナベル・ガトー少佐を援護すべく、ユーコン型潜水艦「U801」とザメル支援下の元で2機がトリントン基地に突入した。基地防衛隊に大損害を与え、パワード・ジムを複数撃破するなどの戦果をあげた。最終的にゲイリー機はトリントン基地内の戦闘で、アダムスキー機は翌朝の戦闘でチャック・キース小尉のザクII F2型に、それぞれ撃破された。
引用-Wikipedia-ドム・トローペン
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」の1話目に登場するモビルスーツってな事ですな。
まぁなんていうか、主要なキャラが搭乗するモビルスーツではございませんな。
ちなみに、わたくしが今回買ったドムトローペンとは違うカラーのバージョンで、デザートカラーバージョンのドムトローペンもあります。
それは「サンドブラウン」というバージョンとしてガンプラで発売されております。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」の4話に出てきますね。
あと「機動戦士ガンダムUC」にも出てきます。そちらのドムトローペンのガンプラはプレミアムバンダイで発売されている模様です。
HGUCドムトローペンの紹介

今度は、「HGUCドムトローペン」のパーツなんかをチラっと紹介。
ガンプラのパーツ数が少ないってのは、作る前のモチベーションとしては大事。
わたくしのようなガンプラ製作若輩者にはありがたい限りです。
「HGUCドムトローペン」のパーツ、ランナー状態を見てみます。少ないっ!(笑)
▲数が少ないのでランナーを並べている時に、すでにホッとしちゃいます。
昨今のガンプラは、最新のモノでも結構なパーツ数がありますから、このパーツ数の少なさはありがたいですね。
デカールもこんだけ。しかもモノアイ用w
▲デカールの少なさに、とても和むのはわたくだけ?w
説明書を読むと、かなりシンプル。ガンダムナラティブC装備の説明書と並べると、そのシンプルさがわかります。
▲ナラティブガンダムC装備の説明書は裏面もありますからねw
そして、パッケージの番号を見るとかなり若い番号。

これは、かなり昔に発売されたガンプラと思われます。
それを確かめるため、ガンプラカタログの「ガンプラカタログ2018 HG編」を読んでみます。
「HGUCドムトローペン」の発売はどうやら2000年11月発売なご様子。
この記事の公開は2019年11月10日ですから、今から19年前に発売されたガンプラ、という事になりますね!なんだかスゴイ!(笑)
とはいえ、19年前のキットといえど、色分けや細部に施された溝や形状、いわゆるディテールなんぞは素晴らしい出来栄え!
おはようございます(^^)
— がく@ガンプラ邁進中 (@oskgaku) October 31, 2019
HGUCドムトローペン、19年くらい前?のキットのようですが、色分けもされてるし、ディテールもある!
ガンプラはすごい!バンダイさんすごい!(笑) pic.twitter.com/h8fKh3Bqoe
パーツ数も少ないし、これは簡単に組めそうで楽しめそうですね、と思ってパチ組みを始めたのですが、いきなりちょいと躓きました。
パーツの嵌め合いが悪い

「HGUCドムトローペン」、パーツ数も少ないし、サクッと素組みが終わるべなぁ、なんて気軽に考えて素組みスタートしました。
ところが、いざパチ組みを始めてみると、パーツ同士がどうにもカタくてハマらないのであります・・・。
これ、あくまでも憶測なんですが、「HGUCドムトローペン」が昔のキットなんで、パーツの成形の精度があまりまだ高くないと思われ・・・。
そうすると、パーツをハメるのにも、いわゆる「嵌め合い」が良くないために、かなりの力を必要。
これ、子供とかだったら、かなり苦労するのではないかしら・・・。
やむを得ないので、「HGUCドムトローペン」のパチ組みには、パーツをハメやすくするために、「ダボ処理」を施していきます。
簡単に組めると思ったけど、「ダボ処理」のぶんだけ手間がかかってしまいますね(^^;)
HGUCドムトローペンのパーツにダボ処理

サクッとパチ組みが終わると思っていた「HGUCドムトローペン」、結局はほぼ全てのパーツにダボ処理をすることに。
ダボ処理の意味については、過去記事を参考にしてください。
パーツってのはパーツの凹凸部分でハメるワケですが、この凹凸をカットする事によってカタくてハマらなかったパーツをハメやすくする、って事です。
▲昨今のわたくしは、凹凸の凹み部分をケロロニッパーでサクサクっとカットする方法にしてます。
▲こちらケロロニッパーでございます。
※ケロロニッパーの詳細はレビュー記事をどうぞ。
では、サクサクとダボ処理をやっていきます。
まず脚部の太ももから。
普通に組みますと、パーツの合い、というかダボの凹み部分(受け部分、メス部分)が、凸に大して狭いんですよね。
なので、ケロロニッパーでカットです。
▲どうせ外からは見えなくなるので、見てくれなんぞ気にせずバリバリとカット(笑)
とはいえ、やりすぎるとパーツが今度はユルくなってしまうのでそのあたりは注意が必要です。
足首(という表現でいいのかw)も、サクサクとダボ処理。足首もカタイ部分がありまして・・・。
▲これもカット。ただ、これは凸部分なので、あまり大胆にカットしない方が無難。最初はちょっとカットするくらいで。
そんで、受け(凹み部分)も、多少削ります。
こういう時に便利で、ガンプラ製作にはマストアイテムのファンテックの「超硬スクレーパー」
ちなみに、「超硬スクレーパー」はそれ単体では使えませんから、ピンバイスなどを装着します。
私はゴッドハンドの「ショートパワーピンバイス」とのコンボ。
▲手が小さいわたくしには、このコンボが最強です♪
「超硬スクレーパー」の詳細はレビュー記事をどぞ。
「ショートパワーピンバイス」はレビュー記事はないのですが、参考記事をどぞ。
こんな具合に、他の部位もサクサクっとダボ処理していけば、パーツはハメやすくなると思います。
HGUCドムトローペンで唯一間違えそうな箇所

「HGUCドムトローペン」ですが、RGサザビーとかと違って、躓くような箇所はほぼない!
しかし、唯一躓きそうな箇所がこちらの手首。
▲これ、向きに気を付けないとイケません。

向きを間違えてパーツをハメてしまった。
なので、パーツを外した結果、突起がポッキリと折れてしまった!

いやぁ、そんなに力を入れて抜いてないんですけどねぇ(^^;)
本来なら、こうなってしまった場合は折れたパーツを抜いたりして、リカバー作業をするのですが、今回はこのままでも特に影響はなかったので、放置しました(^^;)
※折れたパーツの修復についてはこちらの過去記事をどぞ。
こういう事もありますから、説明書はよく読みましょう。
HGUCドムトローペン、パチ組み完成

はい、という事で、素組み完成です!
所要時間、1時間44分!ダボ処理してこのタイム(笑)
ドムって、ずんぐりむっくり?な独特なプロポーションしてますから、ガンプラでもそのプロポーションが再現しやすいんでしょうねぇ。
19年前のキットといえど、素晴らしいプロポーションが再現されておりますよ!
とはいえね、どうしても合わせ目とかは目立つよね(^^;)
あと、ゲート跡とかも、それなりに目立ちはしますわな。
でも、こんだけ簡単に組めて、美しいプロポーションの「HGUCドムトローペン」、これは素晴らしいキットですわ。
HGUCドムトローペンパチ組み|まとめ

今回パチ組みした「HGUCドムトローペン」ですが、正直いいますと、初めてガンプラ作る小学生とかは避けておいた方が無難かと思います(^^;)
初めてガンプラ作る小学生だと、パーツをハメるのがキツイかもですね。
全く初めてガンプラ作る人は、やはり最新版のHGのガンプラとかがいいですね。
HGのゼータガンダムとか。
ガンプラ製作進捗やマテリアル紹介をツイート。
がく(@oskgaku)