がく
ガンプラに最初から施されいるモールドですが、これを彫り直す作業で失敗することはありませんか?横にズレちゃうとか。
▲ガンプラに最初から彫られているモールド(溝)
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そのような失敗は道具を揃えば回避できます。
現在製作中のHGUCゼータガンダムの頭部パーツも、モールドの彫り直しは道具が揃えばサクサクと進める事が出来ます!
その理由は、モールドを彫り直すとスミが綺麗に流れていくからなんです(彫ると彫らないとでは大違い)。
▲既存モールドを彫り直せば、スミ入れも綺麗にビシっと決まります♪
小さいHGサイズのガンプラパーツでも道具が揃えば作業負担は軽減。なにより、失敗の回数が減ります!(半減は間違いないw)
作業負担を軽減させる道具4種類は以下の通り。
これらを使って、HGUCゼータガンダムの頭部パーツの既存モールドを彫り直していきますよ。
トサカ部分のモールドを彫り直し
このようなトサカ部分にガイドテープを貼るのも面倒だったりする。
そこで活躍してくれるのがゴッドハンドの「スジ彫りヤスリ」
▲わたくしは左手用、右手用、両方揃えております
「スジ彫りヤスリ」があれば、こんなトサカ部分のスジ彫り彫り直しは秒で終了です。
「スジ彫りヤスリ」の詳細についてはこちら
【スジ彫りヤスリレビュー】初心者でも綺麗にスジ彫り出来る!
ガンプラ初心者向け!スジ彫りの失敗を激減させるマテリアル!
トサカ部分を固定しているのはスジボリ堂で購入した「パーフェクトバイス1号」です。これについても詳細は過去記事をどぞ。
【パーフェクトバイス1号レビュー】パーツ固定で作業効率は倍以上!
このパーフェクトバイス1号、とっても人気商品なので、売り切れの事が多々あり・・・。わたくしもゲットするのに苦労しました(^_^;)
昨今は、こんなホルダーも売ってるご様子。
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まぁともかく、固定できる台座があると便利です。
「スジ彫りヤスリ」で彫り直したらあとは仕上げに「BMCタガネ 0.15mm」で彫ればヨシ。
ガンプラ製作で便利な道具は?と聞かれすぐに連想しちゃう3つの道具!
アゴ部分のモールドを彫り直し
顔はガンプラで一番に目立部分。
それがわかってるからこそ、丁寧に彫り直そう!と考えれば考えるほど横にズケっ!って感じでハミだしてしまうんですよね。
横にハミ出し防止でガイドテープ貼るのですが、これがまた面倒なんです。
そんな面倒な作業、今はやってません。ゴッドハンドの「スピンブレード」がありますからね!
「スピンブレード」の詳細はこちら
【スピンブレードレビュー】ガンプラの彫る作業のバリエーションアップ!
ガンプラ初心者が簡単キレイに丸型モールドを彫りたいならスピンブレードとドリル刃の最強コンボがおすすめ
ゴッドハンドのスピンブレードを使ったらガンプラ初心者でも憧れの丸型モールドが彫れた!
スピンブレードで既存モールドの彫り直しをやってみましょう。
▲「スピンブレード」で彫り直す前にタミヤの「スミ入れ塗料」を流しておきます。白いパーツはモールドがわかりにくいですからね。
白いパーツに合うダークグレイのスミ入れ塗料
スミ入れ塗料の詳細はこちら
タミヤスミ入れ塗料を徹底解説!エナメル塗料と溶剤を理解しよう!
スピンブレードのきや、作業自体はシンプル。
スピンブレードを軽く押し当てる感じで溝を彫る→BMCタガネで仕上げ。
これだけです。実際にやってみます。
モールドの部分にスピンブレードを軽くあてて、モールドを刻む感じです。
▲「刻む」のは簡単に出来ます
スピンブレードを押しあてた溝を「ガイド」にします。
そのガイドの上を、「BMCタガネ 0.1mm」で彫り直すだけ。
▲何かと重宝するサイズの「BMCタガネ 0.1mm」。めっちゃ細いから折れちゃいそうなイメージがあるかもですが、結構丈夫です(笑)
スピンブレードはモールドを「線」で捉えるので、ハミだす失敗はかなり減ります。
このスピンブレードはセットになっていますから、どれかの幅サイズが、顔のモールドの長さに大概は合ってくれます。便利♪
ひとつ、気をつけるとするならば、スピンブレードは切れ味抜群なので彫り過ぎたりしないようにする事ですね。
スピンブレードはあくまでもモールドを彫り直すためにのガイドです。
ゴッドハンドの「スピンブレード」、モールドの彫り直し以外にもゲート処理や凹みモールドを彫ったりするのにも活躍するので、持っておいて損なしの逸品です。
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これからもガンプラ製作をやっていくでぇ!という方にはぜひオススメです。
ちなみに、センターピンがついたスピンモールドもあります。
MGジム・スナイパーⅡの既存に施されている丸型モールド。なんだかモッサリしてるので、光硬化パテで一度埋めて、ゴッドハンドのトライアル品「センターピン付きスピンブレード」で彫り直してみた。
センターピンのおかげで、めっちゃ安定して綺麗な丸型モールドが彫れた(^^) pic.twitter.com/vAcu9w0O2G— がく@ガンプラ筆塗り修行中 (@oskgaku) August 22, 2018
頭部側面部分のモールド彫り直し
▲ガンダム系の頭部の側面部分にはゆるやかな曲線、しかもちょい傾いている部分があります
ここモールドの彫り直しは苦労しますよね。曲線だし傾いてるし。
「BMCタガネ」とかで彫り直そうとすれば、横にズレるのは必至!ガイドテープも貼りにくい。
曲線のモールドに対して、「スジ彫りヤスリ」をそっとあてまして、ゆっくりとなぞっていきます。もうホントにゆっくりと。
それを繰り返しせば、モールドが彫り直されていきます。
ある程度彫れたならば、あとは「BMCタガネ」などで彫り直すだけ。
「BMCタガネ」は高価で手が出しづらい。そんな方にはハイキューパーツの「ラインスクレイバーCS」はどうでしょうか。
▲わたくしが持っているのは0.08mm
鉛筆のように持てるので、ガンダム系頭部のちょいと細かい曲線でも彫りやすいです。
最近はこの「ラインスクレイバーCS」を気に入っておりまして、こればっかり使っております(笑)
ラインスクライバーCSのレビューはこちら
【ラインスクライバーCSレビュー】刃先の絶妙なカーブで彫りやすい!
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モールドを彫り直したパーツを比較
ひと通り彫り直しましたので、既存モールドを彫り直しパーツと、ノーマルのパーツを比較してみます。
スミを流しているというのもありますが、やっぱり大分違いますね。
頭部のシルエットがハッキリした事により、姿形が鮮明にわかるようになりました。
さらにスミの線が入った事で、パーツ数が増えたようにも見えて情報量倍増!
Zガンダムのかっこよさ、再確認!(笑)
既存モールド彫り直し|まとめ
ガンプラ製作において、便利な道具があるならば、それを揃えて使えるに越したことはない。
道具があれば作業効率がグンと上がります。
とはいえ、道具を揃えるには費用もかかりますから一気に道具を揃えようとせず必要に応じて、財布の状況に応じて、揃えていければイイですね。
最後に今回使用した道具のおさらいです。
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