がく
ガンプラの表面処理って、絶対にやった方がイイと思うんですよ。だって、表面処理をやるとやらないとでは全然仕上がりが違いますもん♪
いきなり当たり前なこと言ったかもですけど、最近はそれを痛感している次第(笑)
ってなことで、今回はガンプラのパーツ表面にたまにあらわれる「ヒケ」を消すための表面処理で
瞬間接着剤で埋める
↓
やすりがけ処理する
ってだけの内容です(^_^;)
実は、今回のような表面処理、なにげにあまりやったことないのでwww
パーツ表面にある「ヒケ」を処理するって事こそ、かっこいいガンプラを仕上げたいガンプラ初心者はやるべきじゃね?って思う昨今なんです・・・。
ってなことで、
「ヒケの表面処理なんて、ルーティンワークだわ、牛丼表面が見えなくなるくらいに紅生姜を敷き詰めるくらいルーティンワークだわ!」
って方々は今回の記事を読んでも全くもって時間の無駄なので、牛丼に紅生姜を敷き詰めて、生玉子をトッピングしてぶっかけてください(笑)
実は38歳の頃、初めて牛丼に生玉子トッピングしたんですけど、めっちゃ美味くて感動した(笑)
でも、それやると、若干胸焼けするのは私がおっさんだからです(笑)
目次
ガンプラ初心者こそ表面処理をキッチリやるべき!
ガンプラを作るようになって今まで、表面処理ってあんまり重視してなかったんですよね。
なので、いわゆる「ヒケ」(ヒケについては後述)というやつも、結構無視してました(笑)
でも、世間の超絶モデラーさんたちを見ると、表面処理をキッチリとやっている!むしろ、表面処理こそ大事なんだ!くらいなモンですわ!
こちらは勝手にフォローさせていただいて、勝手に崇拝(笑)しているNOYORI(@KAERUCUBE)さんのザクですが、
というわけでF2ザク完成!!リックドム2と並べるために頑張りました。 pic.twitter.com/E3Rfyc3lgF
— NOYORI (@KAERUCUBE) 2017年9月18日
う、美しい・・・(笑)いや、ホントに。
こちらのザクを製作したブログ記事、「KAERU CUBE INDUSTRY」の「FIIザク (FIX)」を拝見すると、
いつも通り、ただただ丁寧に整面してるだけです。
とのこと!す、素晴らしい・・・そして、美しいザク・・・。
もうね、ガンプラの表面処理を軽視していた自分にマッスル・リベンジャーを喰らわしてやりたい!ビッグボディって、なんか可哀想だったなぁ、と幼心に思った(^_^;)
ガンプラの技術を向上したい、レベルアップしたい、っていうガンプラ初心者こそ、ガンプラの表面処理をキッチリやるべきちゃうんか!ということを自分自身に強く言いたい!
ってことで、現在製作しているHG局地型ガンダム、足のパーツにヒケがある。
これを瞬間接着剤で修正して表面処理していきます。
ガンプラ初心者こそ表面処理が大事な理由
今回のヒケのパーツ表面処理作業、作業内容的には真新しい事は何もない(^_^;)
なので、とりあえず、ヒケというのは何かというのを先に説明しておきます。
ガンプラのヒケについて
とはいえ、わたくしもヒケが出来る詳しい原理はフワっとしかわかってません(←結局w)
wikipediaで「ヒケ」を調べると
射出成形では、溶解したプラスチックを金型内に射出して製品を形作るが、樹脂の種類によって程度差は有るものの、冷えて取り出された製品は溶けた樹脂の状態と較べて多かれ少なかれ収縮する。そのため出来上がった製品は金型の内面そのままの形状とはならず、へこんだり、極端な場合には深い穴が開いてしまったりする。この収縮による不良をヒケと呼ぶ。
引用:ヒケ-wikipedia
まぁ正直、これだけ読んでもなんのこっちゃ、って感じですよね(^_^;)
要するに、ガンプラのパーツ(パーツによっては)に最初から出来てしまってる「窪み」ってことですわ。
▲ヒケの様子がわかりやすいようにヤスリがけしてみました。
ガンプラ初心者的にはその程度の理解で十分かと。
ガンプラが工場で製造されるときに、その製造過程でどうしても出来てしまうようで、特にパーツの厚みがある部分とか、フチ周辺に出来やすいようです。
人はキレイな面に美しさを感じる
とはいえ、このヒケ、パーツの表面処理としてやすりがけなんかをして、初めて気づくモノでして、普通に肉眼で見てもあんまりわからんモノですわ。
それに、昨今のガンプラではだいぶ減ってるようですし。wikpediaにも
プラモデルでは、金型技術が向上して薄肉で成形することが可能になったため、2014年現在ではあまり見られなくなったが、かつてのプラモデル・キットでは部品のヒケやバリの存在は当たり前だった。
引用:ヒケ-wikipedia
なんて書いてあったりするくらいです。
まぁともかく、こういう「ヒケ」をキレイに処理して、パーツをキレイなひとつの「面」として仕上げるだけで、ガンプラの仕上がりが違う!
人ってやつは、キレイな表面に美しさを感じるもの!Yシャツだってシワシワよりも、アイロンがけしてあるピシッとしたシャツの方がキレイに感じる(笑)
■見た目の良さの秘訣は、面を整えることにあり
人でも服でもくたびれて見える原因は何か。かさついた肌や乱れた髪は老け込んで見えるし、しわだらけでよれた服は貧相だ。だが、表面がするりと整っていれば、格段に見た目はアップ。
引用:【美意識ある生活】見た目の良さの秘訣は、面を整えることにあり 「スチームアイロンとアイロン台」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
見た目の良さの秘訣は面を整えることにあり、とはなんとも言い得て妙(笑)
まぁ要するに、ガンプラってのは、パーツ表面をキレイにするだけで十分美しくかっこいいガンプラになるのではなかろうか!ということです。
表面処理作業ってのは、激しく難しい技術を求められるものではありませんから、ガンプラ初心者でも「丁寧」を心がけるだけで出来る!
ってことは、表面処理こそガンプラ初心者は頑張ってやるべき!(^^)
ガンプラは、スジ彫りやディティールアップなんぞがなくても美しいガンプラになるのでは!
もしガンプラの仙人や師匠がいるならば、スジ彫りやディティールアップをやる前に、表面処理を覚えさせれる気がする(笑)
ガンプラ表面処理に使う材料
今回、ヒケの表面処理の方法として使う瞬間接着剤ですが「黒い瞬間接着剤」とベビーパウダーを混ぜたものを使います。これらを使うメリットは色々とあるのですが、そのあたりは過去記事を読んでおくんなさいましw
ヒケを埋めるのには、世間様ではパテなんかを使うようですが、これは乾燥後にパテ自体がヒケてしまうのと、乾燥に時間かかるようなんですよね。
っていうのを、モデルアート増刊の「スケールモデルの常識と非常識2 マテリアル&塗料編」で学びました(笑)
例えば、ラッカーパテに関することで、一部引用させていただきますと、
但し溶剤の揮発によるヒケが起き、パテ自体もあまり強度はないので、厚塗りには適さない
と記載されております。なるほど、めっちゃ参考になります(笑)
この「スケールモデルの常識と非常識2 マテリアル&塗料編」、塗料やらパテやらについて仕組みや使い方が丁寧に解説してあるので、ある程度ガンプラを作るようになったら、持っておくとかなり助かりますよ!!
ガンプラを作り始めたばかりの頃に読んでしまうと、何が何やらさっぱりなので、ある程度工具とか材料を使うようになってから読んだ方がよいかと(^_^;)
ちなみに、「スケールモデルの常識と非常識1 ツール&工作編」というのもありまして、こちらも超絶参考になりますw
ってなことで、パテは今回はパス。
っていうか、「黒い瞬間接着剤」もまだたくさんあるし、ベビーパウダーも一生使いきれねぇんじゃね?ってくらいあるワケで(^_^;)
普段からガンプラを積みまくり、道具も買いまくってるわたくしとしては、いまある道具や材料で出来ることはなるべくそれで済ましていきたい(笑)
とはいえ、便利な道具や材料あると、つい試してみたくなって、買ってしまうんですよねぇ・・・。
ガンプラのヒケを消す5つの表面処理作業
今回は、現在製作しているHG局地型ガンダムの足パーツに出来たヒケを消す表面処理をします。
このHG局地型ガンダムの足パーツ、グレーのサーフェイサーを吹いたのですが、ヤスリがけの表面処理をした際、グレーの部分が残ってしまっています。
これでもかなりやすりがけしたのでヒケは処理できた方・・・(^_^;)
表処理作業1)
硬化促進剤を塗っておく
ってなことで、ここに「黒い瞬間接着剤」とベビーパウダーを混ぜたモノを塗っていくのですが、その前に、準備として、瞬間接着剤が早く硬化するように「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」をヒケに塗っておきますよ。「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」の詳しい使い方なんぞは、「ガンプラの合わせ目消しに硬化促進剤を塗るという工夫が功を奏した件」を読んでおくんなさいましw
表面処理作業2)
黒い瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜる
ヒケ部分に「黒い瞬間接着剤」とベビーパウダーを混ぜたモノを塗っていきます!
表面処理作業3)
混ぜた瞬間接着剤を塗る
塗るときは、「Mr.グルー・アプリケーター」を使っております~。使ったあと、黒い瞬間接着剤を拭き取りやすいので重宝してますw
あまり塗りすぎて盛ってしまうと、削るのが大変だし、硬化にも時間がかかる。
かといって、薄く塗ってしまうとヒケを埋めることが出来ない・・・。このヘンは経験がひつようですよね(笑)
ってなことで、こんくらいになりました。ちょいと盛りすぎた(笑)
表面処理作業4)
瞬間接着剤を削る
早速やすりがけをしていきます。
厚く盛ってしまったときは、最初は金属やすりで大まかに削ります。
わたくしは「上野文盛堂:Y201 精密ヤスリ 平」で削ったり、です。
ただ、金属やすりで削るときの注意点としては、削り過ぎに注意!ってことですね。
金属だけあって、めっちゃ削れるのですが、調子ぶっこいてるとパーツを削りすぎてしまうので(^_^;)
特に「黒い瞬間接着剤」とベビーパウダーを混ぜたモノは、切削しやすくなってるので要注意!
あらかた削れたら、今度は超硬スクレーパーでガリガリと削ります。
もうね、超硬スクレーパーはさんざんお世話になっておりまして、過去記事でもこんだけ書いてます(笑)
超硬スクレーパーは切れ味抜群なので、気持ちイイくいらにサクサクと削れます!楽しい!
まぁ最初から超硬スクレーパーで削ってもよかったのですが、時間短縮ということで最初は金属ヤスリを使いました。
表面処理作業5)
仕上げのやすりがけ
最後は仕上げ。「神ヤス スポンジ布ヤスリ」で表面をキレイに整えていきます。詳細な使い方はこちらを参考にしてくださいませ。
今回は丁寧に400番→600番→800番とやすりました。
確認のために表面処理したパーツにサフを拭く
最後に仕上がり具合を確認するために1200番のサーフェイサーを吹いてみましたよ。
まぁ大体はよいかと(笑)
本当は白い塗装なので、白サフ吹きたいところですが、まぁ今回は記事のためにわかりやすさ優先ってことでグレーのサフを吹きました(笑)
まとめ
今回の表面処理、自分としては満足いく表面処理に仕上がりました。
今回はヒケを
瞬間接着剤で埋める
↓
やすりがけ処理する
ってことでやりましたけど、多少のヒケならば、頑張ってやすりがけするだけでも表面処理できますよ(←結局w)
今回、やすりがけを丁寧にやるという表面処理でもガンプラの仕上がりはかなり違うということを再確認!
ガンプラ初心者で、一段レベルアップしたいならば、まずは表面処理を頑張る!というのもイイですね!
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