がく
ガンプラの武器の合わせ目消しってのは、やはり難しい!
特に合わせ目に流し込んで硬化した「黒い瞬間接着剤」を削るのがムズイ!
だって、武器は小さい上に、形が複雑なんですもの!なのに「黒い瞬間接着剤」は硬い!
これじゃあ削るのは大変ですよねぇ・・・。
なので、色々と試しまして、
「合わせ目の黒い瞬間接着剤を削ること自体」
はだいぶ楽にできるようになりましたので、今回はその方法を紹介します。
ガンプラ初心者で、同じような悩みを持ってる方々の参考になれば幸いです。
目次
合わせ目消し作業概要
今回もグダグダと書いちゃうワケですけど、要するに、
合わせ目に塗る「黒い瞬間接着剤」を少量に抑えたい
というだけの話で、もう先に結論をいいますと
タミヤの
「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」
を塗ってから
「黒い瞬間接着剤」を塗ったらワリと削りやすかった
というだけのことです(^_^;)
そんで、今回の方法であれば、合わせ目消しだけではなく、ちょっとした穴があいてしまった場所などにも有効かと♪
ってなことで、作業の概要は以下のとおり。
1)パーツを合わせやすいようにパーツに下処理をしておく
↓
2)「黒い瞬間接着剤」を適量、容器にだしておく
↓
3)タミヤの「効果促進剤(瞬間接着剤用)」を塗る
↓
4)「黒い瞬間接着剤」を塗る
↓
5)10分ほど待つ
↓
6)削る
という流れです。
まぁガンプラ製作に慣れている、ガンプラ初心者以外の方からすれば、なんてことはない作業だと思います(^_^;)
今回は合わせ目消しにスチロール樹脂用接着剤は使わない
スチロール樹脂用接着剤(パーツを溶かして接着する)で、速乾の「Mr.セメントSP」による合わせ目消しは非常にやりやすい!ってのは先日のブログに書きました。
【Mr.セメントSPレビュー】ガンプラの合わせ目消し作業時短アイテム
しかし、わたくしは、武器のような細かいパーツは「Mr.セメントSP」、での合せ目消しは上手くいきませんでした(^_^;)
っていうのは、「Mr.セメントSP」を合せ目に流し込んで「ムニュ」ってするのが、どうもうまくいかなかったものですから・・・ブツブツ・・・。
だって、再三申し上げているように、武器って合わせ目も細かいんですよねぇ・・・ブツブツ・・・。
まぁパーツを溶かすスチロール樹脂用接着剤で速乾な「Mr.セメントSP」を合わせ目に流してムニュ、がいちばん簡単(早く)でキレイに合わせ目消しできますから、これでやれるところはやる、って感じです。
合わせ目の乾燥に3日間も待てない!
ちなみに、武器の合わせ目消しですが、使うスチロール樹脂用接着剤は「速乾」ではなく粘度が高い、いわゆる普通のスチロール樹脂用接着剤で接着して、ムニュとやるのも簡単でいいんですけどね。速乾ではないから慌てなくていいし(^_^;)
こういうのです。
でも、この方法って、乾くまでに時間がかかる!3日間は乾かしたいところ!長い(笑)
まぁ計画的に3日前にムニュっとしとけや、ってなことなんですが、わたくし、計画性がないものですから、急に武器の合わせ目消しやりたくなるんです。
なので、速乾および普通のスチロール樹脂用接着剤での合わせ目消しは、今回は選択肢から抜かします~。
硬い瞬間接着剤を削りやすくするために
冒頭から書いているとおり「黒い瞬間接着剤」は、なんだかんだで削るのがムズイ!(笑)ってか、硬いんですよね。
まぁ以前よりも道具が揃ってきたので、かなり作業はやりやすくなってはいます。
ガンプラ武器製作が苦手だった私が道具を揃えて楽しめるようになった話
こちら、先日合わせ目消し処理したHG局地型ガンダムの武器。
いつも武器を作る段階で心が折れてるので、今回の局地型ガンダムは早めに武器を製作していく(^_^;) pic.twitter.com/bkEZ7sI8uG
— がく@おっさん家事 (@oskgaku) 2017年9月18日
こちらは「Mr.セメントSP」で合わせ目消しできたので、比較的合わせ目は削りやすかったんです。
でも、サフを吹いたら、チョイチョイと合わせ目が埋まっておらず、消えてないところがあったんです。
そういうところは「黒い瞬間接着剤」で埋めていくって感じになりましてね。
(やっぱり、合わせ目消しには「黒い瞬間接着剤」がいいのかなぁ、なんて思ったりwww)
しかし、やはり武器なんかの細かいところの「黒い瞬間接着剤」は削りにくくて、硬いのをムリに削るものですから、パーツがガッタガタに傷つくワケです。
硬化した「黒い瞬間接着剤」、もうちょい削りやすければなぁ、と思うワケです(^_^;)
瞬間接着剤が硬くなってしまう原因
「黒い瞬間接着剤」は合わせ目に流し込みやすいように、「瞬間接着剤 ×3L 低白化」と混ぜて使ってます。
【ガンプラ初心者用】合わせ目消しに瞬間接着剤を混ぜて使う方法6ステップ!簡単キレイに仕上がるよ!
しかし、その混ぜ具合によって硬さが違ってきたりとかする・・・。
それと、今までは「黒い瞬間接着剤」を合わせ目に流し込んだあと、すぐに削るために、硬化促進スプレーを吹きかけておりました。
この硬化促進スプレーの吹きかけ具合によっても、硬くなってしまうんだろうなぁ、と。
これ、吹きかける度合いが難しくて、吹きかけすぎると黒い瞬間接着剤が硬くなりすぎるし、吹きかけ度合いが弱いと固まらない…ムズイ(^_^;)
まぁそもそも、合わせ目に「黒い瞬間接着剤」を厚く盛ってしまうと、乾いたときにカッチカチになってしまうんですけどね。
あと、わたくしは、「黒い瞬間接着剤」と「瞬間接着剤 ×3L 低白化」を混ぜるパターンは合わせ目に流し込みやすくなるのはいいのですが、どうも流し込みすぎてしまって、武器の合わせ目以外も流れていき、結果、削る部分が多くなる、みたいな(^_^;)
タミヤの硬化促進剤とは?
そんなことが今まではありましたので、今回からはタミヤの「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」を使うことにしました。
ハケで塗るタイプです。
タミヤの硬化促進剤の紹介ページを見ますと、以下のようなことが記載されています。
●瞬間接着剤の硬化時間をさらに早める液状の 硬化促進剤です。
●接着対象の片面に硬化促進剤を塗り、もう一方に瞬間接着剤を塗って貼り付ければすぐに硬化。細かなエッチングパーツなど、接着面の少ない部品に効果的。
●使いやすいハケ付きキャップを採用。
●プラスチックを侵しにくいアルコールタイプ。
細かなエッチングパーツなど、接着面の少ない部品に効果的、とか書いてありますけど、合わせ目消しに大丈夫かな?(笑)
まぁそのあたりはやってみないとわかりませんよね(笑)
ともかく、これなら、
硬化促進剤を吹きかけすぎることもないから硬くなりすぎないし、ピンポイントなんで、黒い瞬間接着剤を合わせ目に少しずつ盛っていくことも可能
かと思いまして。
パッケージ裏面の使用方法を見ると、どうやら瞬間接着剤(ここでは「黒い瞬間接着剤」)を添付したい箇所に、先に「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」塗って乾燥させておくんだそうな。
先に塗って乾燥させておくんですねぇ。
それで早く硬化するなんて、ちょいと不思議。
合わせ目消し6工程
では作業をやっていきますよ。
合わせ目消し工程1)
パーツを合わせやすいようにパーツに下処理をしておく
まずは下準備から。やはり合わせ目がキチンと合っていた方がイイですからね。
ダボ穴を超硬スクレーパーで削っておいて、ちょいと広くしたりとか、です。
大きいパーツとかだったら、合わせ目消しのときにゲート跡を一緒に削ったりもするのですが、武器は小さくて細かいですから、先にゲート処理をやっておいた方が楽ですね。
合わせ目消し工程2)
「黒い瞬間接着剤」を適量、容器にだしておく
わたくしは、上の画像のように、最近はマスキングテープを敷いておいて、その上に出すようにしてますよ。これなら余った「黒い瞬間接着剤」はマスキングテープを捨てるだけw
「黒い瞬間接着剤」を合わせ目に、ダイレクトに塗るなんて暴挙はやめておきましょう(笑)
ちゃんと適量をだしておいて、そこからすくって塗る方が無難。
わたくしは「Mr.グルー・アプリケーター」ですくって塗るようにしています。前はランナーの切れ端でやっていたのですが、アルゲリーたで塗った方が断然早いし簡単です。
【Mr.グルー・アプリケーターレビュー】瞬間接着剤を塗る手間が激減!
こういう道具は、素直に揃えた方が、総合的なコスパはいいと個人的には思ってます。
合わせ目消し工程3)
タミヤの「効果促進剤(瞬間接着剤用)」を塗る
次は今回の主役、タミヤの「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」を塗っていきます。
武器の全ての合わせ目に先に塗るのではなく、部分的にやっていった方がよさげ。
タミヤの「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」が乾燥してから「黒い瞬間接着剤」を塗るワケですが、硬化促進剤はすぐに乾いてくれますのでご安心を(笑)。揮発性高し。
※画像は「硬化促進剤(瞬間接着剤用)」を塗った後なのですが、揮発性高すぎてその様子がちっともわかりませんです(^_^;)
塗ったあとを見ていると、みるみると乾くのがわかりますよ。
今までは合わせ目に流し込みやすいように、「黒い瞬間接着剤」と「瞬間接着剤 ×3L 低白化」を混ぜて使いましたけど、今回は
「黒い瞬間接着剤」のみ
です。
合わせ目消し工程4)
「黒い瞬間接着剤」を塗る
ってなことで、武器の合わせ目に硬化促進剤を塗ったあと、「黒い瞬間接着剤」を塗りました。
まぁこれでもちょいと厚く盛ってしまってますけどね(^_^;)
前よりは、だいぶマシになりました。
なるべく合わせ目から広くハミださないで塗りたいところです。
合わせ目消し工程5)
10分ほど待つ
あとは10分間待つのみ。
塗ったあと、ずっとパーツを監視できるのであれば、イイ感じ(削りやすい硬さ)になったときに、削りだしてもいいのでしょうけどね。
あんまり待ちすぎて、忘れて放置すると、カッチカチになってたりします(^_^;)
まぁでも、あんまり厚く盛ってませんから、カッチカチになっても削りやすくはなってます。
合わせ消し工程6)
削る
さて、最後の削る作業ですが、ここが問題。
ここで下手にガリガリと削ると、武器にたくさんキズがつき、それをまたリカバーしなくてはなりません。
なので、昨今のわたくしは
厚く盛ってしまったところ→超硬スクレーパーで削る
それ以外→ヤスリ(金属ヤスリ以外)で削る
ってな感じでやるようにしてます。金属ヤスリはなるべく使いません。ガンプラ初心者的には、金属ヤスリはやっぱり勢い余ると、パーツをキズつけちゃうので。
とはいえ、やっぱり最初は超硬スクレーパーで多少はガリガリと削ってあげないと、ですね(^_^;)
【超硬スクレーパーレビュー】切れ味が抜群!面出しがビシっと簡単に決まる!
超硬スクレーパー以外で、主に使うのは以下の3つです。
ハイキューパーツ:リタックスティックハーフ
【ガンプラ初心者用】ハイキューパーツのリタックスティックハーフなら小さい面をサッサッと整地!
スジボリ堂:木の板に貼り付けたヤスリ 面出しヤスリ
【木の板に貼り付けたヤスリレビュー】耐久性と汎用性が超抜群!
ゴッドハンド:神ヤス スポンジ布ヤスリ
ガンプラ初心者最初は神ヤススポンジ布ヤスリじゃね?な4つの理由
【神ヤスレビュー】コスパも性能もマジで神!使い方をまとめた!
「木の板に貼り付けたヤスリ 面出しヤスリ」は好きな形にカットして、武器の形に合わせてやすります。
「神ヤス スポンジ布ヤスリ」は武器の曲面をやすります。
まとめ
ってなことで、合わせ目の「黒い瞬間接着剤」を削って、サーフェイサーを吹いたのがこちらです。
まぁ、だいたいイイ感じにはなったかと(笑)
今回は1200番のサーフェイサーを吹きました。1200番でも、小さいキズは隠してくれますから(^_^;)
まぁだいたいはよく出来たかなぁ、って感じなんですけど、終わってからよくよく調べると、「黒い瞬間接着剤」にベビーパウダーを混ぜるとよいのだとか。
さらにいえば、ベビーパウダーとシアノンDWを混ぜるのがよいのだとか(^_^;)
なんですかこれは?(笑)
これってもはやプロモデラーが使うモノやないですか(^_^;)
これはハードル高そうだけど、これでやった方が素直に合わせ目消しできそうな感じもする・・・。
このあたりは、今後も検討していきたいところです、と言いつつ、買ってしまって、またしもて道具が増えていくというオチになりそうな予感(^_^;)
ブログ更新をTwitterでお知らせ♪
ガンプラ道具の便利な使い方なんかもツイートします♪
フォローをよろしくお願いします(^^)
がく@oskgaku