ガンプラの合わせ目を光硬化パテでサクッと消す4工程

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がく
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ども、がく(@oskgaku
です。

ガンプラの合わせ目消し作業、出来れば手間をかけずにサクッと終わらせたいですよね。

限られた時間を有効活用するために、ガンプラの製作時間も、短縮できる事は短縮したい!

今回は合わせ目消し作業を、サクっと終わらる方法です。

今までさんざん合わせ目消しやってきましたけど、今回の作業は、今まで最も簡単かつ綺麗に消せる方法!

道具も少ないし、ケアする作業も少ない!

光硬化パテ」の活用です。
光硬化パテ

光硬化パテを使った合わせ目消しは4工程

まずは、今回の合わせ目消し作業の工程紹介。全部で4工程です。


工程1
「Mr.セメントSP」で合わせ目を接着

工程2
「神ヤス スポンジ布ヤスリ #400」でヤスリがけ

工程3
「光硬化パテ」を塗る

工程4
「光硬化パテ」を削る

今回の合わせ目消し作業は、以前やった合わせ目消し4工程もよりもさらに簡単に出来るようになりました(^^)

何が簡単になったかといいますと、工程の数は4工程で変わらないんですけど、使う道具が減ったし、ケアすることも減ったんです。

詳細は後述していきます♪

合わせ目消しに使う道具は5種類

今回の合わせ目消し作業で使う道具は5種類。

Mr.セメントSP
Mr.セメントSP

光硬化パテ
光硬化パテ

超硬スクレーパー
超硬スクレーパー

神ヤス スポンジ布ヤスリ(400番、600番)
神ヤス

Mr.グルー・アプリケーター
Mr.グルー・アプリケーター

Mr.グルー・アプリケーター」は「光硬化パテ」を塗るために使うのですが、まぁこれは爪楊枝とかもで大丈夫なんで、なくても良いかと。

でも、手入れも簡単だし、塗りやすいから便利ですよ。
Mr.グルー・アプリケーターで掬う

合わせ目消し工程1)
「Mr.セメントSP」で合わせ目を接着

ここから作業開始。この「HGUCシャア専用ゲルググ」の腕部分のパーツの合わせ目を消します。
シャア専用ゲルググ

シャア専用ゲルググ腕
合わせ目パーツ
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最初の作業は「Mr.セメントSP」で合わせ目を接着します。
Mr.セメントSP

これは合わせ目を「しっかり」と接着するためですね。

しっかり」と敢えて強調したのは何故か?

それは、ここで「しっかり」接着しないと、合わせ目がパッカーンと割れてしまうからなんです。

以前、「黒い瞬間接着剤」だけで合わせ目消してたんですが、パッカーンと割れてしまいました(^_^;)

なので、この工程では、「しっかり」と合わせ目を接着するために「Mr.セメントSP」を使います。

Mr.セメントSPの詳細はこちら

可能ならば合わせ目をムニュっとさせたい

さて、「Mr.セメントSP」を合わせ目に塗ります(どちからといえば流し込む感じです)。

可能ならば「Mr.セメントSP」を塗ったあとに、グッとパーツ合わせて「ムニュ」っとさせます。

こんな具合です。
合わせ目がムニュとなる
▲パーツが溶けて「ムニュ」っとなります。

場合によってはこの「ムニュ」っとなった部分を削るだけでも、合わせ目を消すことが出来ますよ。

合わせ目消し工程2)
「神ヤス スポンジ布ヤスリ #400」でヤスリがけ

次はゴッドハンドの「神ヤス スポンジ布ヤスリ 400番 5mm厚」で、合わせ目をヤスリがけします。
神ヤス スポンジ布ヤスリ 400番 5mm厚

このヤスリがけ作業は、先程の「Mr.セメントSP」を塗った箇所の「整面」だけではないんです。

もうひとつの目的は、次の「光硬化パテ」を塗る作業のため、いわば下処理作業です。

実は「光硬化パテ」は塗る箇所の下地を多少荒らしておかないと、食いつきが悪くなります。

それを防ぐためにヤスリがけをしておきます。神経質にならず、適当にやするだけでOKです。「光硬化パテ」を塗るための下地処理作業なので。
光硬化パテ下地処理
▲合わせ目を綺麗に整えるヤスリがけ作業は「光硬化パテ」を塗ったあとにやります。

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合わせ目消し工程3)
「光硬化パテ」を塗る

光硬化パテを塗ります。
光硬化パテを塗る
▲不器用すぎてツライ。こんなに盛り盛りにする必要はナシ。

綺麗に塗ることができれば、ヤスリがけ作業がもっと楽になるハズなんですよね・・・。

それに、タミヤの「光硬化パテ」の説明のwebサイトを見ると

タミヤ光硬化パテを盛る場合の厚さは2mmまでです。これはパテ内部まで光を透過させるためです。

というように記載されていますから、あまり盛りすぎてしまうと、中の方が硬化しないようなんです。

とはいえ、あまり綺麗に塗ることばかり考えているとキチンと合わせ目に「光硬化パテ」を塗れないので、ここはキチンと塗ることを重視。

キチンと「光硬化パテ」を塗れなければ、合わせ目を消すことが出来ませんからね。

塗る道具としては、わたくしは「Mr.グルー・アプリケーター」を使いましたけど、これは最初に申し上げたとおり、まぁ爪楊枝とかでもいいかと。
Mr.グルー・アプリケーター

Mr.グルー・アプリケーターで掬う
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光硬化パテ」を塗ったあとは、その箇所に光を照らし硬化させます。5分くらい。そのあたりの詳細も「光硬化パテ」の過去記事をご覧ください。

光硬化パテは直射日光で硬化がベスト。その方が早く硬化しますし、硬化後のベタつきも少ないです。

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合わせ目消し工程4)
「光硬化パテ」を削る

光硬化パテ」が硬化したならば、それを削りますが、この「光硬化パテ」を削る作業がちょいハード。

瞬間接着剤の硬化後の削る作業よりはかなり楽なので「ちょいハード」という表現です(笑)

削る作業は「超硬スクレーパー」。
超硬スクレーパー

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光硬化パテ削り後

ちなみに、わたくしは「超硬スクレーパー」にゴッドハンドの「ショートパワーピンバイス」をつけて作業しております。手のひらが小さいわたくしには凄く使いやすい!
超硬スクレーパー


しかし、ウチの嫁さんの場合、手のひらが大きいので、「ショートパワーピンバイス」は使いにくいとのこと。

やはり、道具というのは人によって使い勝手違うんですね。

超硬スクレーパー」である程度削れたならば、仕上げはゴッドハンドの「神ヤス スポンジ布ヤスリ」の400番→600番で整えます。

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400番でヤスリがけ。
光硬化パテ400ヤスリがけ

600番でヤスリがけ。
光硬化パテ600ヤスリがけ

光硬化パテのヤスリがけには「ペンサンダー」も便利ですよ!
ヤスリがけ作業があっという間に終わります!詳細は過去記事をどぞ。

合わせ目消し作業|まとめ

最後に、合わせ目がどうなったかを確認するためにサーフェイサーの1200番(スプレー缶)を吹いてみます。
合わせ目サフ後
▲綺麗に合わせ目が消えました!

今回の合わせ目消しは、相当簡単に出来ました。

ちょいと面倒だったのは、やはり硬化した「光硬化パテ」を最後に整えるときの削る作業。

今までの瞬間接着剤を削るのに比べたら、かなり楽でしたけど。

でもまぁこれは個人差がありますからね。

そのあたりは、やはり自分でやってみて合う方法をチョイスする、ってのがイイですね。

今回の「光硬化パテ」を使った合わせ目消しが、参考になれば幸いです。

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