
ガンプラの合わせ目消し練習をしようと思いまして、その生け贄となるガンプラを買ってきました。
「旧」が2つもついちゃうガンプラ(^_^;)
「これは練習用だから」とHGUCとか買っても、結局は感情移入しちゃって、なんか冒険できないのよね。
なので、もう思い切ってめっちゃ古くて感情移入しないガンプラ買ってみた。
それにこの旧ザク、パーツが全部緑色だから合わせ目が実際のところ消えたかどうだか、ってのがハッキリわかりそう。
合わせ目消しってのは、ガンプラを作るうえで習得しなきゃいけない技術ですからねぇ(笑)
やっぱり、ガンプラって、合わせ目があると見栄えが悪かったりしますもんね。
ツイッターでも
#合わせ目消し
なんてハッシュタグがあるくらいだし。
バンダホビーサイトでも、合わせ目消し方法を紹介しているくらだし(笑)
合わせ目消しをやって、かっこいいガンプラを作れるようになりたいですよね!
ということで、今回は合わせ目消し修行中なわたくしではありますが、合わせ目消し工程をご紹介します。ガンプラ初心者さんの参考になれば、って感じです(笑)
合わせ目消し、頑張って早く習得しますゾ!
・タミヤセメント
・紙やすり(400番、600番、1000番、1500番)
合わせ目消し工程1)
ゲート跡をカンナ削りで処理
ゲート跡の処理ですが、アルティメットニッパーを知ってからは非常に助かっておりますwww

アルティメットニッパーのおかげでゲート処理の工程や手間をかなり減らすことができました。ガンプラ初心者の強い味方。
このニッパーのおかげで百式は超楽しくかっこよく作れました!
ただ、曲線のパーツについたゲート跡はアルティメットニッパーといえどゲート跡が残ったりしちゃいます。
そういうのはクラフトヤスリか目の粗い紙ヤスリで削る、という方法もありますが、最近はデザインナイフでカンナ削りなんかをしております。
デザインナイフでカンナ削り
ゲート跡に対してデザインナイフの刃を立てて左右に動かしてシュッシュツと削っていきます。
カンナ削りって、いっちばん最初のときって、なんかうまくいかないんですよ。なんか削れないなぁ、みたいな。
そういうとき、コツとしては最初の初動は削れてない感じがしますが、そこは無心でしばらく左右にデザインナイフを動かして削り続けます。
そうするとデザインナイフを3往復くらいさせると軽く「シュッ」と削れてきます。
そうしたらもうこっちのもんだ。
あとは気持ちいい感じでシュッシュッと削れていきますよ。
カンナ削りの注意点
ただ、注意がひとつ。
削れるが楽しくなっていい気になってると削りすぎちゃいます!パーツが変形しちゃいます!
なので、削り具合をよく見て削ってください。
合わせ目消し工程2)
接着剤を塗ってちょい寝かす
ゲート処理したパーツに接着剤を塗っていきますが、この作業もわたくしはめっちゃ苦手です。
だって、接着剤がはみでちゃうんですよ(^_^;)
合わせ目消しの接着剤ミスを減らすために
ということで、なるべくミスを減らすために、接着剤は「タミヤセメント」を使っています。
(大きいサイズは角ビンというやつです)
これは粘度がいちばん高いみたいで流れて垂れることが比較的少ないですね(なのでミスも少なくなる)。
流し込みタイプも使ってみましたが、なんだかんだでうまく合わせ目に流れていかないんです。
あと、ニオイがでないようにオレンジの匂いがするリモネンセメントを使ったりしましたが、これも少々粘度が低いようでパーツにたっぷり塗るのがちょい難しい。
合わせ目にタミヤセメントをたっぷりと
塗り方としては、接着するパーツ同士に接着剤をたっぷりつけます。(画像では結局内側にも塗っちゃったりしてますがね(^_^;))
その後、たっぷり塗った状態で15秒~30秒くらい寝かせます(放置しておく)
ガンプラにおける接着剤はパーツに塗ることでパーツをドロっと溶かしているそうです。
その溶け合ったパーツ同士を合わせることで接着される、とのこと。
ってことは、接着剤を塗ってからしばらく放置した方がドロっとなってくれますわな。
接着剤の溶け具合確認には要経験値
とはいえ、サジ加減が難しいのも事実。
小さいパーツだと接着剤塗ったパーツを持つのも一苦労だし。
このあたりは慣れて経験重ねるしかないんでしょうね。
合わせ目消し工程3)
合わせ目をムニュっと
そんなこんなで接着剤をつけたパーツを合わせます。
う~ん、あんまりムニュっとならんなぁ。
たっぷり塗る、とかいいながら、わたくしは接着剤が垂れるのをビビッて結局はちょっとしか塗ってないのかもですなぁ。
ここの部分もまぁ経験を重ねて頑張るって感じですね。
この後は、1日以上は放置して乾かします。
ベストは1週間くらい。
しっかり乾かさないと削れませんからね。
合わせ目消し工程4)
合わせ目をカンナ削り
ムニュとなったパーツがしっかり乾いたところで、合わせ目をカンナ削りしていきます。
ただ、ここも注意が必要で調子にのって削るとパーツの形が変わってしまいます。
後々わかってくるのですが、この段階のカンナ削りはもうちょい丁寧にやった方がよかったんですよ。
ここで、「ムニュ」とでてきた乾いた接着剤を丁寧に削ってやれば、合わせ目がもっとキレイに消えるんですよね。
紙やすりの手間もだいぶ省けたし。
まぁそういうこともこの練習でわかったので収穫ですな!
それと、場合によっては、ここはデザインナイフでのカンナ削りではなく、320番とかの目の粗い紙やすりでもいいかもしれません。
合わせ目消し工程5)
合わせ目を400番の紙やすりで削る
さぁここからは紙やすりでシュッシュッと地道に削っていきます。
まずは粗めの400番の紙やすりから。
耐水性の紙やすりは削りカスの目詰まりがしにくいのでね。
なんか雑だなぁ(^_^;)
特につま先部分。
こういう細かい曲線って紙やすりかけるの難しいんですよねぇ。
スポンジの紙やすりとやらを買ってみようかな。

合わせ目消し工程6)
合わせ目を600番の紙やすりで削る
丁寧にやすっていきたいですなぁ。
400番、600番あたりは丁寧にやらないと合わせ目が消えなませんな。
今後は400番、600番のやすりがけは時間のあるとき、心を落ち着かせてやりたいです。
合わせ目消し工程7)
合わせ目を1000番の紙やすりで削る
何も考えずにシュッシュッとやする。
いや、何も考えずに、はマズイな(^_^;)
かなり表面はツルツルしてきましたね。
でも、やはり合わせ目は少々の残っていますな。
あとカンナ削りをしたゲート跡も残ってます。
ここらヘンを最初の工程で丁寧にやるのが肝ですな!
合わせ目消し工程8)
合わせ目を1500番の紙やすりで削る
まぁあんまり1000番のときと変わらないような気もしなくは、ない。
さて、これで紙やすり工程は終わり。
削りカスなどを使い古しの歯ブラシなどでキレイに払い落としたりして最期の工程へ。
合わせ目消し工程9)
合わせ目消し最後の仕上げはつや消しトップコート
※つや消しトップコート、密かにお得な6本セットもあるんですよ(笑)

まぁかなり合わせ目も消えたしやすり跡も消えましたね。
ただ、合わせ目ややすり跡消そうと頑張ったせいで、トップコートかけすぎて一部白くなっちゃいました(^_^;)
まとめ
今回は「練習」と割り切ったので思い切った処理が色々できました。
やはり身をもって経験しないとわからないことはたくさんありますなぁ~。
いい勉強になりましたよ、ホントに。
けど、この経験、次に生かさないと意味ない!!!
丁寧に、を心がけて次へ進みます!!
今回の記事以外にも、合わせ目消しの記事がありますので、「合わせ目消し」カテゴリーを参考にしてください。
ということで、合わせ目消し練習9工程、ガンプラ初心者さま同志の皆さまの参考になれば幸いです。