スケールモデル初挑戦者必読!素組みNinjaH2に必要な道具10個まとめ!

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がく

ども、がく(@oskgaku)です。

オートバイ(スケールモデル)の製作ってどんな道具が必要かよくわかりませんよね?

普段ガンプラばかり作ってる人間とすれば、とりあえずニッパーがあればいいかな、くらいのもので。

しかし、その程度の心構えでスケールモデルを組み始めると、すぐに挫折しちゃうかも・・・。だって、道具がないと全然先に進まないんですから(^^;)

という事で、今回は初めてスケールモデルを組む人が知っておいた方がいい、最低限の必要な道具の話です。

アンタ、1回しかスケールモデル組んだ事ないがな。
今回の「Ninja H2 CARBON」とだけ、やがな。
アンタはたまたまガンプラの道具があったからセーフだっただけの話やがな。

がく

はい、そのとおりです。
わたくしはプラモデル製作に必要な道具たちを大抵持っていたので、Ninja H2の素組みは途中で挫折せずに済みました。
なので、まぁその程度の経験値の人間がいう事だと思って読んでいただければと。

今回のNinja H2では、こんだけの道具を使いました(結構使ったなw)

  1. ヘッドルーペ
  2. パーフェクトバイス1号
  3. パワーピンセット
  4. アルティメットニッパー
  5. デザインナイフ
  6. タミヤセメント
  7. Mr.セメントSP
  8. Mr.セメントS
  9. ハイグレード模型用
  10. Mr.マークセッター
  11. デカールスキージー

※この他、細かい道具もいくつか使ったかもですが、主要な道具はこれくらいです。

たぶん、わたくしがガンプラ始めて間もない頃に、今回の「Ninja H2 CARBON」のようなバイクのスケールモデルを組んでいたら、挫折していたでしょうねw

スケールモデル初心者な方々が、この記事を読む事により、そのような経験を避ける事が出来れば幸いです。

ちなみに、今回は塗装なしの場合です。わたくしは「Ninja H2 CARBON」を素組みで終わらせたのでね(^^;)

そして今回は道具の話のみ。

「Ninja H2 CARBON」で苦労した箇所や躓いた箇所などはまた別記事で。

TAMIYA Tech Tips!は初心者に重要!

Ninja H2の箱を開けて内容物を確認した時、説明書などと一緒に
「TAMIYA Tech Tips!」
というのが1枚入ってました。

これはまぁ組み立てのアドバイスですよね。普段、ガンプラばかり作ってる側の人間からしてみると「なんともご丁寧なこと」だと感じましたw

しかしこれ、ご丁寧というか、マストなアドバイスでした。初めてスケールモデルを組み立てる人は必ず読んでおいた方がよいです

そして、基本的には、ココに記載されている道具はNinja H2の製作にも必要と思ってよいです。説明書にも書いてますけども。

▲これは説明書に記載されていたもの。

今回のNinja H2、わたくしは塗装はしなかったので、塗装絡みの道具は無視しましたが、素組みの場合はその他の道具は必要ですね。ないと作れません(^^;)

そういう意味では、この「TAMIYA Tech Tips!」を事前にwebか何かで読めたらイイんですけどね(もしかしたらタミヤのwebサイトにあるかもですが、わたくしは発見出来ませんでした)。

わたくしは、ガンプラ製作に使用する道具をムダ(?)にたくさん持ってたので、Ninja H2のほぼ全ての工程を手持ちの道具でなんとかなりました(それでも新たに買った接着剤もありまして、それは後述)。

なので、全く道具も何もなくて、
「よっしゃNinja H2素組みするでぇ」
となった場合は、道具がなくて途中で組み立てられず、キットは放置プレーになりそうです(^^;)

そうならないためにも、今回のわたくしの記事が、Ninja H2を初めて作る人の役に立てば幸いです。

Ninja H2のパーツが見えない!ルーペは大事!

まずはスケールモデルを組み立てる上での基本中の基本、ルーペです。というのは、スケールモデルの部品はとても細かいモノが多いです!

▲Ninja H2のエンジン部分。細かいパーツ多しっ!

その細かい部分がスケールモデルとしてのクオリティを上げているので当然かもですが、このあたりはガンプラとは少し勝手が違いますね。

そのため、その細かい部品などをしっかりと見て、接着する場合なんかにはルーペが必要かと。

私はギリ、なくてもいけたけどな。

まだ20代の姫君殿下からしてみると、この細かいパーツたちはルーペがなくても組み立てられるし!との事でしたw

まぁ実際のところ、接着剤ほどマストではないですが、あった方が圧倒的に便利だし楽です。間違いなく。

Twitterでも、ルーペがあった方が目への負担は少ないし、完成度の高い作品が作れるとアドバイスをもらいました。

ルーペについては過去にも記事にしてますので、参考にしていただければと。

スタンド式ルーペはこちら。
拡大率は2.5倍!しかもルーペの下の方には5倍のレンズもついてる!

【ガンプラ初心者用】スジ彫りは道具があればうまくいく!オススメ3道具!

ヘッドタイプ式ルーペはこちら。
目線の先にはいつもルーペ!5種類のレンズから選べる!


ゴシェールヘッドルーペレビュー!メリット5とデメリット3にまとめた

Ninja H2のパーツを固定

Ninja H2の製作では、パーツの接着、水転写デカールの貼り付けなんかでは、パーツを固定させておいて両手を使えたら便利、というシーンがいくつかありました。
▲パーツを固定しているのがパーフェクトバイス1号。

これはスジボリ堂の製品でして、ゲットするのになかなか苦労したのですが、あるとめっちゃ便利です。詳細は過去記事にてどぞ。
【パーフェクトバイス1号レビュー】パーツ固定で作業効率は倍以上!

Ninja H2の細かいパーツもがっちりキャッチ

Ninja H2はスケールモデル。スケールモデルは直訳すれば縮尺模範(?)。

スケールモデル=縮尺模型

というところでしょうか。

バイクの部品が縮尺されているワケですから、先ほどから繰り返し申し上げているとおり、個々のパーツが細かいワケです。というか、それがスケールモデルの魅力なワケです。

そうすると、その細かいパーツたちは、ガンプラの比ではないワケです(笑)

▲Ninja H2には細かいパーツがてんこ盛りw

そういう細かいパーツたちをルーペで見えるようになっても掴む道具がないと意味がない(指で掴むなんて、老眼の始まったおっさんにはムリw)。

掴んで接着する場合なんてのは、もう絶対にピンセットが必須なワケです。

さらに、今回のNinja H2の場合、チューブを挿すという作業もありまして、これこそ絶対にピンセットが必須なワケです(素手とか絶対ムリw)

そんなワケで、わたくしは、ゴッドハンドのパワーピンセット 先広を使用しております。

ゴッドハンドのパワーピンセットは、細かいパーツ、小さいパーツもしっかり掴む事が出来ます。

パワーピンセットの詳細を知りたい方は過去記事をどぞ。
ユル首先広構造で細かいパーツもデカールもしっかりキャッチ!
【パワーピンセットレビュー】ストレス激減のオススメピンセット!

ピンセットって、100均とかでもイイんでないかい、と思いがちですがそれはやっぱり違うんですよねぇ。キチンとしたピンセットでないと、細かいパーツをしっかりと掴む事が出来ない。モノを掴むための精度が違うんですよね。

まぁたいした経験もないわたくしが偉そうな事をいってますが、ピンセットは掴むという行為ですから指への伝わる感触がありまして、それは初心者でも感じる事が出来るかと。

プラモデルを製作する上で、パーツを掴めないとすごくストレスになりますから、ピンセットはソコソコいいやつを使った方がイイですよ。

Ninja H2のパーツをカット

Ninja H2の説明書には、ゲート跡をカットする際、カッターのマークが記載してありました。

▲Ninja H2の説明書の一部抜粋。カッターマークがありますね。

このマークが記載れている箇所は、ガンプラでいうところの「アンダーゲート」みたいになってます。
DSC04325
▲これはガンプラのアンダーゲート(Ninja H2のは撮り忘れましたw)
※アンダーゲートの詳細についてはこちらの過去記事をご覧ください。
【ガンプラ初心者用】MG百式Ver.2.0のアンダーゲートをアルティメットニッパーで超キレイに仕上げる方法!

そんで、わたくしは、こういう箇所のカットは、ゴッドハンドのアルティメットニッパー5.0[SPN-120]を使ってます。

アルティメットニッパーなら、切れ味抜群なので、カットした箇所も綺麗に仕上がります(普通のニッパーだとカットした跡が汚い)。

※アルティメットニッパーのレビューなんぞは過去記事をみてくださいませ。
驚きの切削力!アルティメットニッパーで綺麗なゲート跡を手軽に実現!

まぁもちろん、デザインナイフとかでもいいのですが、扱いが難しいのでねぇ・・・。

とはいえ、今回のNinja H2は、わたくしもデザインナイフを使いました。ガンプラと違いまして、アルティメットニッパーが入らないようなパーツもあったので・・・。

ゴッドハンドのアルティメットニッパーは少々お高いですから、ポチるのはそれなりの覚悟が必要w

なので、デザインナイフだけでもあった方がイイですね。っていうか、デザインナイフがないとNinja H2のアンダーゲート(みたいなの)の箇所はカットできないw

Ninja H2製作にマストアイテム接着剤

接着剤についてですが、これは別で過去記事で書いてますので、そちらを参考にしてくださいませ。
接着剤は必須!タミヤNinja H2 CARBONのエンジン素組みレビュー!

接着剤について、別でひとつの記事にしたのは理由がありまして、接着剤こそ絶対に必要という事なんですw

▲Ninja H2だけでなく、スケールモデルの製作には絶対必要かと。

あと、接着剤の記事でひとつ書いてなかった接着剤があります。

それはクリアーパーツ用接着剤です。

▲今回のNinja H2ではセメダインの「ハイグレード模型用」というのを使いました。

参考
ハイグレード模型用セメダイン株式会社

Ninja H2にはこういうクリアパーツがあります。

▲まぁバイクのプラモデルなら、このようなクリアパーツは大抵あるでしょうけども。

これを普通のタミヤセメントの接着剤を使って接着しようものなら、曇ってしまったりするそうなんです

なので、クリアパーツが接着剤で曇らないためにも、専用の接着剤が必要というワケです。

わたくしは、Twitterでたくさんのアドバイスをいただけて、そのアドバイスを元に今回の接着剤を買いました。これはもう本当にアドバイスをくれた方々に感謝です。この接着剤で間違いなかった。結構有名なんですね。

Ninja H2の水転写デカール貼り付けに必要な道具たち

最後、デカール接着剤&軟化剤です。

Ninja H2では、水転写デカールを貼り付けるのですが、ボディやホイールに貼るのが激ムズです!(笑)



▲ホイールに水転写デカールを貼るのが超ムズイ!


▲結果、破けてしまったりとか(^^;)

貼るパーツ面も基本的には曲面。しかも、ボディなんかは大きなデカールばかりなのでこれまたムズい!(デカールが大きいとパーツに合わせにくいし、破れるリスクも高しっ!)。

貼るのが難しいので、モタモタしちゃうワケで、そうするとデカールについていた糊もだんだん取れてきてしまって、パーツに貼りつかなくなってくるんです。

さらに!Ninja H2のような凹凸のあるボディに水転写デカールをフィットさせて貼りつけるのがこれまた困難!

水転写デカールをしっかりと接着させつつ、フィットしてくれるように柔らかくしたいよう~、という事で、わたくしはGSIクレオスのMr.マークセッターを使いました。

▲接着剤成分と、デカールを柔らかくするための軟化剤が入ってます

Mr.マークセッター、デカール接着剤(糊)と軟化剤が一緒になっているモノなので非常に助かってます。

まぁ軟化剤は絶対に必要というワケではないのですが、あった方が絶対に楽です。

GSI クレオス(GSI Creos)

とはいえ、この軟化剤、初心者的には諸刃の剣で、
「柔らかいほどフィットするんだからたっぷ塗るべ」
なんてやってると、今度は柔らかくなりすぎてちょっとつまんだだけで破れてしまうんです!(まぁこのあたりのサジ加減は一度やってみないとわからないですよねぇ)。

なので、初心者の人は、軟化剤入りの接着剤ではなく、ノーマルなデカール接着剤とノーマルな軟化剤、別々でいいかもしれませんね、いや、その方がいいかw

タミヤ(TAMIYA)

 

ついでに、デカールをパーツに貼り付ける道具として、ハイキューパーツのデカールスキージーもあった方がイイですよ。

※詳細は過去記事をどぞ。
【デカールスキージーレビュー】水転写デカールの密着貼り付けが超簡単
実はわたくし、今回のNinja H2の水転写デカール貼り付け作業、このデカールスキージーを使うのを何故かすっかり忘れておりました(笑)

こんな便利なアイテムを使うの忘れるなんて、本当にどうかしてるのですが、マジで存在をすっかり忘れてました。

そろそろ、マジでヤバイかな。

嫁さんにこう言われても仕方ないですね(^^;)

Ninja H2の水転写デカール貼り付け作業の最後で思い出し、使い始めたらめっちゃ簡単で綺麗に貼り付ける事ができました。

ボディを貼り付ける時、このデカールスキージーを使っていれば、もっと楽に綺麗に出来ただろうになぁ。
水転写デカールとパーツを簡単に密着させる!曲面パーツもお任せ!

まとめ

最後に、もう一度、今回のNinja H2で使用した道具をまとめます。

  1. ヘッドルーペ
  2. パーフェクトバイス1号
  3. パワーピンセット
  4. アルティメットニッパー
  5. デザインナイフ
  6. タミヤセメント
  7. Mr.セメントSP
  8. Mr.セメントS
  9. ハイグレード模型用
  10. Mr.マークセッター
  11. デカールスキージー

聖闘士か。
いや、アテナか。ゴールド聖衣でも集めるつもりか。道具11個って。あと1個でゴールド聖衣コンプリートやん。
そんなに必要なんか、道具がよ。

がく

ハッキリとお答え出来ます。
今回のNinja H2、こんだけの道具がないと作れませんでしたね!

そうか、ならNintendo Switchのアソビ大全51をダウンロードしろ、と謎の要望を吐き捨て、我がハマーンカーン様姫君殿下はどうぶつの森をやりにいきましたw

Ninja H2がスケールモデルのほぼ初挑戦となったワケですけど、これらの道具がなかったら、本当に放置プレーでしたね(^^;)

という事は、例えば、店頭でNinja H2を見て、「これかっけええ!」と衝動買いしても、道具が全くない状態だとほぼ何もできずに終わる、という事ですわw

なので、スケールモデルを買って組んでみようかなぁ、という人に今回の記事を事前に読んで、どのような道具が必要か把握していただければ、幸いです。

今回は、RTされて、多くの方に読んでもられると嬉しいです、と胸を張っていえる内容だな、多少はよ。

がく

まぁそういう事になりますかね。

ちなみに、わたくしのスケールモデル経験はまだタミヤのこのNinja H2だけなので、もしかすると、他のメーカーのスケールモデルではこんだけの道具がいらないパターンもあるかもです(青島文化教材社のザ・スナップキットとか)。

そのような場合もあるので、事前にキットをよく調べておく事をオススメします。タミヤのスケールモデルは、基本的にそれなりに道具はいると思います。

今回わたくしが作ったのはこちらのNinja H2(ボディがカーボン。発売日はこちが2020年の最新版)

ボディがカーボンでないパターンのNinja H2R(H2の4年前2016年に発売)

2020年8月に発売されるそうで、欲しいw

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