がく
ガンプラ製作の時間は、平日仕事を終えて帰宅して、家事やら何やらあーだこーだやって寝る前の1時間くらい。
最近はバタバタしてるので30分くらいでしょうか。
ITの仕事をしているので、日中モニターを見続けて帰宅したら、48歳オッサンの目はショボショボですw
そのコンディションでガンプラを製作するので、作業はストレスなく、サクサク進めたいのが本音。
なので、いまやってるHG百式(リバイブ版です)の既存モールド彫り直しは、道具に頼ってサクサク進めてます。
折り紙で鶴を折ると湿気を帯びたようなヨレヨレな完成度。
そんな壮絶不器用オッサンなわたくし。
ガンプラの既存モールド彫り直しも、毎度パーツが傷だらけのローラ状態でした。
でも、ガンプラ製作を続けていくうち、ゴッドハンドやハイキューパーツというメーカーを知り、便利な道具があるのも知りました。
参考
ゴッドハンド株式会社【公式サイト】ゴッドハンド公式ウェブサイト
参考
HIQPARTS / TOPページ
便利な道具で不器用な自分をカバーですw
でもね、お値段お高めの道具は、それ相応のパフォーマンスを発揮!
時短にもなるし、精度がグンと向上しますよ。
目次
HG百式作業進捗1)|二の腕を彫り直し
▲HG百式の二の腕。既存モールドを彫り直します。溶きパテを塗っているのは彫る時に状態をわかりやすくするためです。
ガンプラ製作で難しいor手間がかかりそうな箇所に対しては、複数の道具を使い分ける事で仕上がりが綺麗。失敗も減ります。
作業を段階的に分ければ、ひとつの作業に対する集中力も増すし、失敗した時のダメージが少なくて済みます。
今回も作業を段階的に分けます。
作業1)スジ彫りヤスリ
ガンプラを作り始めた頃は、BMCタガネしか持ってませんでしたから、こういうR部分な曲線を彫るのにドエライ苦労をしてました。
▲BMCタガネは切れ味抜群な逸品ですが、初心者が曲線・曲面を彫るのは少々ムズイ
【ガンプラ初心者用】スジ彫りは道具があればうまくいく!オススメ3道具!
こんな時は、「スジ彫りヤスリ」と「ラインスクライバーCS」のコンボが便利。彫る際に、溝からハミ出す失敗を減らせます。
それぞれのレビューはこちら
【スジ彫りヤスリレビュー】初心者でも綺麗にスジ彫り出来る!
【ラインスクライバーCSレビュー】刃先の絶妙なカーブで彫りやすい!
ガンプラ製作で難しいor手間がかかりそうな箇所に対しては、複数の道具を使い分ける事で仕上がりが綺麗。失敗も減ります。
作業を段階的に分ければ、ひとつの作業に対する集中力も増すし、失敗した時のダメージが少なくて済みます。
今回も段階的に作業を分けます。まずはスジ彫りヤスリで軽く押し当てます。
軽く押し当てるだけでも、ガイドとしての溝は彫れるので十分。
どんだけ不器用なオッサンでもこれなら簡単。
お値段お高めな道具ですが、高性能とコスパを加味すると納得なお値段?w
作業2)ラインスクライバーCS
押し当てた溝をガイドにして、ラインスクライバーCSの0.08mmで彫り進めます。
▲刃先が細いので小さいHGのパーツにフィット
ラインスクライバーCSは、刃先がV字で独自な曲線を描いてるので、彫れる対応角度の幅が広い。
▲パーツに対して手首の角度が多少ズレても彫る事が出来るので初心者に優しい道具
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作業3)デザインナイフ
仕上げとして、タミヤのデザインナイフで彫ります。
▲既存モールドを広げて、スミを入れやすくするためです。
今回のHG百式はシタデルカラーの筆塗り。
▲ベースのアヴァーランド・サンセットで筆塗り予定
シタデルカラーの筆塗り後にスミ入れすると、ハミ出したスミを拭く時に一緒にシタデルカラーも拭き取ってしまうんです。
※詳細は前回の記事をお読みください。
ガンプラのシタデルカラー筆塗り前に気をつけるべき3つの注意点
そんな具合なので、なるべく既存モールドをハッキリわかるようにしておきたい、というワケです。
HG百式作業進捗2)腰の部分を彫り直し
これも彫り直します。これまた溶きパテを塗っておくと状態がわかって便利です。
溶きパテの詳細を知りたい方はこちら
合わせ目消しのミスをすぐに発見したい!溶きパテを使った8手順!
しかしまぁ、既存モールドの溝がこれだけ浅いと、スジ彫りヤスリを押し当てるのも難しい。
浅くてモールドに沿って彫れないんです。
こんな箇所は、以下のように作業を分けます。
作業1)まち針シャープペンシル
▲こんな時に便利なのがまち針シャープペンシル(自作)
ケガキ針を100均道具で代用したまち針シャープペンシル、
これって針が0.5mmくらいらしいのですが、シャープペンシルによっては入らないモノもあったりしますねぇ。
スライド式のシャープペンシルだと入らないのかも(モノによるかもです)
なので、普通のシャープペンシルが良さげです♪ pic.twitter.com/icvtYC9CF3— がく@ガンプラ筆塗り修行中 (@oskgaku) October 14, 2020
まち針シャープペンシルレの作り方
100均道具でスジ彫り道具をお手軽自作!まち針シャープペンシル!
まち針シャープペンシルで、なぞってガイドの溝を彫ります。
▲本当にもうなぞる程度で十分
作業2)スピンブレード
まち針シャープペンシルで彫った溝をガイドにして、ゴッドハンド製品のスピンブレード押し当てます。
▲スピンブレードをグッと押し当てると溝が彫れます
スピンブレードレビューはこちら
【スピンブレードレビュー】ガンプラの彫る作業のバリエーションアップ!
作業3)ラインスクライバーCS
作業4)デザインナイフ
あとは、二の腕と同様に、ラインスクライバーCS→デザインナイフ、で彫って終わりです。
HG百式作業進捗3)スミ入れ
HG百式はシタデルカラーで筆塗りします。
そうなると、先にスミ入れする必要があります。
理由はこちらシタデルカラーを筆塗りする際に繰り返し失敗してしまう事
スミ入れ、今まではほとんどタミヤのスミ入れ塗料で塗ってました。
スミ入れ塗料レビューはこちら
タミヤスミ入れ塗料を徹底解説!エナメル塗料と溶剤を理解しよう!
ただ、彫り直した深いモールドにスミ入れすると、どうしても薄い。
▲スミ入れ塗料の重ねりにも限界がありますね
そこで、自分でエナメル塗料と溶剤で希釈コントロールして、濃いめのスミ入れする事に。
▲ガイアノーツのエナメル塗料「ブラック 光沢」
▲ガイアノーツの「速乾性エナメル系溶剤」
ガイアノーツのエナメル塗料と溶剤を使った理由は「速乾」。
濃いめのスミを流し込む(塗る)ので、ひび割れをなるべく防ぎたいんです。
その主な原因はエナメル溶剤。詳細は過去記事をご覧ください。
パーツを割る犯人はエナメル塗料か溶剤か?検証したら結果が大差に?!
ハミ出したスミを拭き取れば、かなりハッキリでクッキリしたスミ入れの完成。
スミを丁寧に拭いてないから、溝の中まで拭き取ってるやないかい。
どうせシタデルカラーの筆塗りである程度は埋まってしまうんですから。
どちらかというと、影を演出できればイイんです。
希釈して、スミの濃さをコントロールしたパーツと、スミ入れ塗料でスミを流し込んだパーツを比較してみます。
▲スミの濃さは一目瞭然
希釈してスミを濃くしたので、パーツが割れてしまうかも、の心配は速乾性エナメル系溶剤です。
速乾なので、どんどん乾燥していきます。
希釈したエナメル塗料も、乾燥してネバネバしてきちゃうんですよね。
速乾系の溶剤で希釈した時は、サクサクと作業を進めていく必要がありますね。
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平日夜30分ガンプラ製作作業|まとめ
平日は夜30分くらいしかガンプラ製作時間が取れない。
なので、作業はサクサクと進めたいんです。
道具が揃うと、手順や時間が省けるのでサクサク進みますね。
▲机上は道具で埋め尽くされスペースは減りますがw
金属ヤスリとか、めっちゃ購入しちゃってますからね。
ガンプラのゲート処理道具厳選5選!使い分けで作業効率を上げよう!
でもまぁ、それもガンプラの楽しみ方のひとつだから、よくない?w
HG百式、完成までは、まだまだ時間がかかりそうです。
▲既存モールドを彫り直したら、全てのパーツにつや消しですw
あのモビルスーツが1位?
Amazonガンプラストアの売れ筋ランキングはこちら
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