ガンプラ製作工程を迷うアナタへ!HGUCジムカスタム製作工程を晒す!

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がく
がく

ども、がく(@oskgaku
です。

ガンプラ製作って、他の人がどんな工程で製作してるかって気になりませんか?

ガンプラ製作の工程は絶対的正解はない。

なので、色んな人の製作工程を参考にする事で、
こういう製作工程だと、効率がイイんだなぁ。
ってな感じでとても参考になると思うんです。

そんな理由から、今回はようやく完成した「HGUCジム・カスタム」の製作工程を紹介します。

全部で21工程。

めっちゃ長いのであしからずw

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完成したHGUCジム・カスタム

まずは、何はともあれ、完成したHGUCジム・カスタムをご覧ください。

HGUCジム・カスタムの素組みレビューを書いたのが、2017年9月ですから、完成させるのに2年の期間を費やしてしまいました(^^;)

途中で中断したりもしてましたが、ともかく、完成出来てよかった(笑)

ここから各工程について詳細を書いていきます。

だがしかし、なにせ工程が多い。

そのため、過去記事と過去ツイートが主になる事、ご了承くださいませ。

製作工程1)
仮組み兼ダボ処理

最初は仮組み+ダボ処理です。

HGUCジム・カスタムの仮組みについては過去記事をどぞ。

ダボ処理の詳細も、過去記事にて。


仮組みは、もし塗装をするならばやった方が良いです。

仮組みすることで、塗装箇所を明確に確認できます(間接の擦れ具合とか、パーツの裏の塗装の有無とか)。

そして、仮組みですから、はいずれまたパーツはバラす事になります。

それを考えると、パーツを外しやすくするための「ダボ処理」もやっておいた方が良い、という道理。

がく

ダボ処理で重宝する道具が「超硬スクレーパー」と「ケロロニッパー」です。詳細は過去記事をどぞ。

超硬スクレーパー

ケロロニッパー

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ダボ処理って、パーツの硬い箇所をガシガシとカットしたりするので、そういう場合は「ケロロニッパー」の方がやりやすいですね。

製作工程2)
後ハメ加工

後ハメ加工は、パーツの合わせ目消し作業をやった後に、関節なんかぞを後からハメるための加工です。

最後にふくらはぎの後ハメ加工です。

がく

後ハメ加工で使った道具は、これまたゴッドハンドの「ケロロニッパー」とスジボリ堂の「微美鬼斬」などです。
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製作工程3)
合わせ目消し

合わせ目消しですが、昨今の最新のガンプラ、特にガンダム系なんかは合わせ目がなかったりして、非常に助かるんですよ。

HGUCゼータ・ガンダムなんかはほとんどないですね。

しかし、今回のHGUCジム・カスタムは、まぁそこそこにありました(^^;)

その部分は、後ハメ加工した肩や二の腕、ふくらはぎの後ろ側とかですね。

まずは肩。

がく

合わせ目消しに便利な「Mr.セメントSP」。これで合わせ目をムニュっとやれば、簡単に合わせ目消しが出来ます。


とはいえ、この時は合わせ目が消せてなかった部分もあり、グレージンググリーンⅡを盛り付けて合わせ目を消しました。

お次はふくらはぎも合わせ目消し。

次に腕の合わせ目消し。

がく

そんで、こういう奥まったような箇所は、合わせ目をムニュとやった後、削るのがムズイ。


そこで便利な道具たち。

ゴッドハンドの「スジ彫りヤスリ」、
アルゴファイルジャパンの「ニュースーパーストーン」、
あとは自作のヤスリ「爪楊枝ヤスリ」です。

このあたりの詳細はこちらの過去記事をどぞ。
アルゴファイルジャパン㈱
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さらには頭部パーツも合わせ目消しでございます。


最後は武器の合わせ目消し。

武器のディテールアップや塗装は、本体よりもムズい。

なので、合わせ目消しもムズイわけで・・・。


がく

合わせ目消しには、タミヤのイージーサンディング、ロックペイントのロックラッカーグレージングパテIIグリーンも便利でございます。

製作工程4)
エッジ出し

エッジ出しですが、この作業でかなり停滞してしまいました(^^;)

というのは、バッキバキなシャープなエッジをだそうと試みたために、あれやこれやと失敗しては修復、失敗しては修復、なんて事を繰り返していたものですから(^^;)

まずはタミヤの「光硬化パテ」を試してみたりした。

しかし、どうにもうまくいかず・・・。

光硬化パテ」自体は、素晴らしい製品なんですよ(笑)

そんな具合なので、途中で諦めかけたりとか(^^;)

ロックペイント の「グレージングパテ グリーンII」を使ったりする。


最終的には、まぁ形になったというか、形になったところで諦めたというか(^^;)

このエッジ出しは、今後の課題でもありますね。

製作工程5)
表面処理

表面処理、まぁいわゆる面出しとか整面とかですね。

これらについては、もうひたすらにヤスリがけです(笑)

自作の爪楊枝やすり使ったりとか。


一応、爪楊枝ヤスリはこんな感じで作ってます、というツイート(笑)


そして、爪楊枝ヤスリはこんな活用方法も、というツイート。


がく

そして、表面処理最強アイテム、「ペンサンダー


がく

ペンサンダーがあると、ガンプラ作業のステージが上がりますよ。絶対オススメ!


表面処理をやると、一応はガンプラは引き締まった気がするんですよね(笑)

製作工程6)
段落ちモールド

段落ちモールドは、ほとんどやっておりませんで、せいぜい太ももと脇腹くらいです。


段落ちモールドについては、素直に「BMCダンモ」を使った方が早い(笑)

少々お高い道具ではありますが、時短アイテムとして優秀ですよ♪

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製作工程7)
傷修復

面出しなどで発見した傷を修復。

とはいえ、後の工程のサフのあとにも傷を発見してまたやったりするワケなんですけどね・・・。


またしても、「光硬化パテ」を使って傷を修復する日々。

またしても「イージーサンディング」を使って傷を修復する日々。


この傷の修復作業ってのは、ちょいちょいちょいちょい、やるワケですよね(^^;)

光硬化パテイージーサンディング、傷修復に強い味方ですな。

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製作工程8)
ディテールアップ

今回、唯一施したディテールアップはハイキューパーツのガンマズルでございます。

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とはいえ、上手に接着する事が出来ませんで、頭部の中に2つほどガンマズルが入ってしまいましたw

まぁ最終的には、なんだかんだで接着出来まして、おホメいただく事も出来ました(笑)


ちなみに、ガンマズルの接着には、「セメダイン 超多用途接着剤スーパーXゴールドクリア P20ml AX-014」を使いました。

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製作工程9)
パーツ洗浄

パーツの洗浄には超音波洗浄機「東芝超音波洗浄機 TKS-210」を使いました。

超音波洗浄機を使えば、パーツ洗浄がめっちゃ簡単に終わりますからね。

パーツ洗浄が手洗いで面倒だなぁ、と思ってる人は、素直に超音波洗浄機を導入した方がイイです。マジっす(笑)

パーツ洗浄の手洗い時間がもったいないですよ。

製作工程10)
捨てサフ

ようやくここで捨てサフですわ。

もういい加減、この記事を読むのも疲れてきましたよね。

わたくしも、この記事を書くのが疲れてきました(笑)

今回の捨てサフは、スプレー缶ではなくエアブラシです。

使ったのはガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ


実は、今回のHGUCジム・カスタムでは、捨てサフを1回しかやってないんです。

本当なら3回も4回もやりたいんですよねぇ(実際、4・5回も捨てサフするモデラーさんもたくさんいますもんね)。

でもねぇ、ウチは塗装ブースが常設ではないので、何度もエアブラシで捨てサフって難しいんですよね。

まぁ今後はひとつのキットにつき、2・3回とやるようになるかもですが。

製作工程11)
傷修復

さぁまたしても傷修復の時間です。

むしろ、今回の傷修復が本番です、くらいですわ。

だって、捨てサフは傷とかを発見するためにやるんですからね。

あ~、傷が見つかってよかった、くらいですわw

ここでもスジボリ堂の「薄刃鬼斬」が大活躍します。


傷修復のツイートを連発します(笑)


本当は、もっとやってたりしますw

まぁ細かい傷なんで、修復は簡単なのですがね。

これもどこまでやるか、ってのはありますよね。

でも、塗装終わってみると、結局パーツのヤスリがけ後がまだ完全に消えてなかったり・・・。

こういうところを綺麗に処理するのが、上級者と初心者の違いなんでしょうねぇ。

表面処理を綺麗にやるだけでも、かっこいいガンプラになるハズです。

製作工程12)
合わせ目修復

はい、傷を修復してると気づいちゃうやつです。

合わせ目がキチンと埋まってなかったりする・・・。

製作工程13)
表面処理

捨てサフで発見した傷を修復したので、パーツ表面処理をもう一度やります。

もうこのあたりは、割愛ですわwww

製作工程14)
パーツ洗浄

さっきの洗浄と同じです。

製作工程15)
本サフ

さぁ、やってきました。本サフです。

ここからは本当に気を引き締めてやりたい!

いや、今までの工程も気を引き締めてやってましたけどね。

それ以上に気を引き締めていきたい、ってな事ですわ。

だって、ここまで、やれ表面処理だ、面出しだ、整面だ、傷の修復だ、ってアンタこれ、綺麗な塗膜にするためですからね。

実は今まで製作したガンプラは、あんまり塗装の出来に納得がいってないんです。

どうにも、塗膜がザラザラしちゃってねぇ・・・。

その原因は色々あるんですが、まずは本サフでザラザラな塗膜にしない事ですわ。

サフの希釈とエアブラシの圧力に、それ相応に気を使ったのでありました。

その詳細は過去記事をどぞ。

製作工程16)
傷修復

本サフを吹いたんだから、次は塗装のための工程いけや、という感じなのですが、まぁ見つかるよね傷が。

パーツ表面にひょっこりと見つかるよね、傷がさ。


肩のパーツはエッジ出しなんぞをやったので、気泡がちょいと出来たり、こまか~い傷があったりします。

まぁコレに関しても、エッジ出しの段階の時に、綺麗に処理しておけばよかったんですけどね。


ガンプラは顔が命。

その顔にも傷がまだありまして・・・。これもまた、頭部の合わせ目消しの時に、キチンと処理しておけばよかったのよね。


本当はですよ、こういう修復したパーツには、もう一度本サフをしたいんです。

けども、それやると、塗装ブースを常設してないわたくとしては、大幅に完成が遅れるワケです。

だってさ、エアブラシ塗装出来るチャンスって、月に1度か2度ですから(^^;)

もう一度本サフをやったら、塗装をやるのがまたひと月くらい伸びるワケで・・・。

もうそれは避けたい、って思いまして、今回は本サフ後に修復したパーツは、いきなり塗装です!

もうね、本サフしてあるパーツとしてないパーツがある、っていう有り得ない塗装工程ですが、もう気にしない事にしましょう(^^;)

製作工程17)
下地磨き

綺麗な塗膜のために、本サフしたパーツを磨くのです。

こういう作業って、知らなかったんですよ。

Mr.ラプロス#6000#8000」で本サフしたパーツを磨いて、綺麗な塗装下地を作るんです。

まぁそのあたりの詳細は過去記事をどぞ。

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製作工程18)
色塗装

さて、いよいよ本丸です。

パーツたちは、「Mr.ラプロス#6000#8000」で磨いてますので、下地としては綺麗なはず。

あとは厚塗りを避けるために、コンプレッサーの圧力を強くしすぎないように調整して(0.1MPaより気持ち低いくらい)、ハンドピースから塗料も出しすぎないように調整して、薄い塗膜を何度か重ねるようにします。

コンプレッサーの圧力なんかについては、こちらの過去記事をどぞ。


雨でもエアブラシ塗装、やっちゃいます。

まぁエアコンきいてれば大概は大丈夫かと。

※つや消しは、雨の日はやめておいた方が無難。

塗料の色とか、薄め液については、ツイートをご覧くださいませ。

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製作工程19)
光沢クリアー

この光沢クリアーを吹く理由は2つありまして、
1)水転写デカールを貼りやすくするため
2)最後のつや消しが綺麗になるよう、パーツ表面をツルツルにする
という事です。

つや消しの塗料でエアブラシ塗装で塗装すれば、その表面はつや消しになってるワケです。

さらに、その上から仕上げとしてつや消しクリアー(Mr.カラーGXスーパースムースクリアーとかね)を吹いたならば、そらアンタ、めっちゃザラザラになっちゃうよ、って事です。

そのあたりの詳細は過去記事をどぞ。

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製作工程20)
デカール貼り

ここまで来ると、ゴールが見えてきますね。

水転写デカールは、ガンプラに傷がつくような激しい失敗は少ないので気楽にやれて好きですね(笑)


水転写デカールは、ハイキューパーツの「RBコーションデカール」です。

水転写デカールに使用する道具なんかは、過去記事をどぞ。

製作工程21)
つや消し

ついに最後の工程です。

GSIクレオスの「Mr.カラーGXスーパースムースクリアー」でつや消し仕上げです。

この最後のつや消しも、一度のエアブラシ塗装で終わらせようとせず、薄い塗膜を2・3度重ねるようにしました。

その方が、水転写デカールの段差もそこそこに隠せますしね。

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ようやく、これにてHGUCジム・カスタムの製作工程、全て終了です。

ここまで読んでくださった方、本気で感謝申し上げます(笑)

まとめ

このHGUCジム・カスタムとやらの製作工程ってさ、やけに多いけど、これって修復ばっかりやってるよね?

がく

まぁそうですね。

これって結局は都度の作業でキチンと丁寧に作業しておけばよかったワケで、本当はもっと工程が少なくて済んだよね。

がく

何も言えなくて、秋・・・。

21の工程、下手すると三分の一、いや、半分で済んだんじゃね?

がく

何も言えなくて、秋・・・。

最初の表面処理とか、丁寧にやれや。

もうこの嫁の一言につきますね(^^;)

ガンプラ製作において、大事なのはひとつの工程を時間かけて丁寧にやるのが、むしろ近道。

まぁとはいえ、どうしたって後から傷とかは見つかります。

なので、製作工程は、もし納期とかあるならば(コンテストとかね)、最悪のケースを想定して余裕を見ておくのがイイですね。

今回のわたくしのような、21工程くらいを見ておけば、まぁ余裕かもしれません。

今回、ツイートとか過去記事ばっかりですみません。そして、そんな内容を最後まで読んでくださった方たちには、本気で感謝の意を申し上げます。

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